浄土真宗とキリスト教
『世尊布施論』はその後、アダムの創造と堕落、イエスの降誕、生涯、教え、さらに基督教的救い等についても述べていきます。こうした『世尊布施論』を、親鸞が何時間もかけて学んだということは、興味深いことです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1335835403 さらに、「終戦直後、進駐軍が、日本全国の宗教調査(銃を突きつけての)その結果、東本願寺には、なんと漢訳「馬太傳」(新約聖書マタイ伝)が宝物として存在する」らしい。 http://ameblo.jp/taizo-bokushi/entry-10002106593.html こう見てくると、日本には、空海だけではなく、親鸞を通じてもキリスト教の教えが入っていることがわかる。 日本人がもともと契約の民であったとすると、神道だけではなく、仏教としても信仰の残滓が日本には残っていたということではないだろうか。 不思議なことだが、京都綾部を本拠地とする御名を唱える教派の創始者は若狭湾の地区の出身で名字が西村。若狭湾地区に近い吉崎御坊跡は、浄土真宗中興の祖である蓮如上人が比叡山を追われて以後、北陸での布教の中心拠点に選んだ場所である。 浄土教には称名念仏の教えがあり、神の御名を唱えるキリスト教の復活と何らかのつながりがあるのではないだろうか。
2014年5月2日 ツイート
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