四国そのものが神社である3
四国全体が神社であるという私の仮説は、この考えと調和する。 なぜならば、神社=幕屋=神殿=救いだからである。 聖書において、幕屋や神殿の内側は陸を、外側は海を表す。 そして、陸は救いを、海は滅びを象徴する。 陸はイスラエルを、海は異邦人を象徴する。 ノアは箱舟にのって洪水から救われた。 ヨナは巨大な魚によって海から救われた。 ノアの箱舟は、イエス・キリストの救いを象徴する。 契約の民は、イエス・キリストという箱舟に乗って滅びから救われる。 だから、四国全体が神社であり、古代ユダヤ人の幕屋や神殿に相当すると仮定すると、四国は救いの地ということになる。 だから、四国=常世国=死国なのである。 死国は、死人の国という意味ではない。 救われた人々が永遠の安息の中に入る天国なのである。 日本そのものが、古代のユダヤ人にとって天国であった。 バビロン捕囚から救われた人々が集団をなして日本に入ったとイスラエルの十部族探索機関アミシャブは言う。 その後、おそらく戦乱を逃れた古代ユダヤ人やクリスチャンがシルクロードを通って渡ってきたのだろう。 だから、ノアの箱舟がたどり着いたアララテ山にそっくりな富士山を見て、彼らは「やはりここは救いの地だ」と考えたに違いない。 イギリスの古地図に、日本が「天国」と書いているものがある。
このようなイギリス人の理解は、「東こそ至高世界だ」とのユダヤ人のカバラの考えが影響を与えたのではないかと思う。 奈良の酒船石に描かれている生命の樹の至高世界の部分は東になっている。 東に行けば天国があると考えてユダヤ人は移動したのだ。 だから、それ以上東がない日本はまさに理想の国、安息の国、つまり、常世の国であった。 至聖所には、さらに至聖所があった。 契約の箱である。 至聖所の中で中心は契約の箱。 ピラミッドで言えば、キャップストーン。 日本全体が世界の至聖所であるならば、四国は契約の箱に相当すると思う。 だから、ユダヤ人でもレビ族が四国に集まったのだ。 四国の中でも至聖所に当たるのが剣山。 だから、この山が「鶴亀山」つまり「イエス・キリスト山」と名付けられたのもうなづける。 剣山は、世界の中のもっとも聖なる場所かもしれない。 そして、長らくここに契約の箱が隠されているという伝説があった。 私はすでに伊勢神宮に収められていると考えているが。 ロスチャイルド一族がバスをチャーターして剣山に行ったのは、彼らが契約の箱を探しているからだろう。 彼らの目論見は、エルサレムに神殿を建設し、そこに契約の箱を安置することだろう。 しかし、われわれは、もはや石造りの神殿はたたないと考える。 クリスチャンこそが神殿である。 だから、契約の箱そのものに宗教的意味はまったくない。 この点は間違ってはならない。
2013年2月23日 ツイート
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