サタンの象徴としての「稲妻」
確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。(ルカ10・18-19)
イルミナティは「光を与える者ルシファー」を象徴するものとして稲妻を利用する。 カバラの生命の樹の象徴は、稲妻である。 異教の神秘宗教では、最高神が「稲妻や雷を伴って空を飛ぶ蛇」として描かれることがある。 ギリシア人とローマ人は、稲妻と雷を発する天の王座に座る、怒れる神々ゼウスとジュピターを崇拝していた。 ゼウスは、ギリシアの神々の父であり、北欧人はゼウスをオディンと呼んで崇拝していた。 稲妻のシンボルを現代において復活させたのは、ナチスである。 ナチスの収容所で働いていた医師は、円形の中に稲妻が入ったシンボルを着用していた。 ここで、稲妻は「活動」を意味し、円形は「統一」と「合同」を意味する。ファシストたちはこのバナーを掲げた。党の目標の多くは社会主義的であった。 3万人以上の人々が、イギリスにおいてナチスの集会に参加した。 ロック音楽でこの象徴が利用されている。 ディズニーでもこの象徴は使用されている。 イルミナティは、男根のシンボルを稲妻と同一視する。その起源は密教にある。密教では、稲妻は、男根の形をした杖、宝石、リンガム(ヒンドゥー教のシバ神の象徴として崇拝される、男根をかたどった長円型の石)、魔法の杖であると教えられる。稲妻は特に、ヒンズー教の火の神、アグニを象徴する。 古典絵画において、北欧人の神であるソルは、ハンマーと稲妻を持つものとして描かれている。 フリーメイソンは、ハンマーを権威の象徴として用いている。ソビエト連邦の共産主義者達は、ハンマーと鎌を国家の公式のロゴとして使用していた。 ハリー・ポッターの象徴は、稲妻である。 ハリー・ポッターの額に、稲妻のマークがついている。 ハリー・ポッターのファンの集会で、子供たちが額に稲妻のシンボルをつけている。 プリゾン・フェローシップのチャールズ・コルソンは、シカゴで開かれた世界宗教会議で「宗教促進賞」を受賞し、百万ドルを受け取った。テクセ・マーズによると、現在、ハリー・ポッターの魔術本の販売を促進しているという。キリスト教界では、コルソンは、クリスチャンの模範として賞賛されている。彼の著書は、ほとんどすべてのクリスチャン書店で販売されている。 多くのクリスチャンの親たちが子供に与えているハリー・ポッターの本や映画を通じて、魔術がキリスト教界全体に普及しつつある。 参考文献:Texe Marrs, Codex Magica: Secret
Signs, Mysterious Symbols, and Hidden Codes of the Illuminati
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