豊かな実りへの最短コース

 

現代の学校では、「自分の人生は自分のためにあり、自分の願望を満たすためにある」と教えています。このヒューマニズム(人間中心主義)の教えによると、自分の一生が安っぽくなってしまいます。自分が死んでしまえば、どんなに大きな財産を手に入れても、ゼロです。あの世にまで財産を持っていくことはできません。自分の利益が中心になるので、その人の一生は、自己弁護と自己保身によって埋め尽くされます。

最近、「自分の願望達成のためなら、どんな手段を使ってもよい」というような人々が増えています。世相はますます殺伐としています。殺人や凶悪な犯罪が増えています。自分中心主義を教えてきたヒューマニスト学校教育の当然の果実でしょう。

このような教えは、サタンの教えです。サタンは、エバに向って、「この実を食べるとき、あなたの目は開け、あなたは神のようになれる」と誘惑しました。つまり、彼は、「あなたは、神と並ぶことができる」「あなたは神の下にいて、神のために生きるべきではなく、自分の意志と目標を追求すべきだ」とささやいたのです。このささやきに従っているのが、現代のヒューマニスト教育者たちです。

もちろん、「目標をもつこと」そのものが間違っているわけではありません。
問題は、「その目標が神の下にあるか」どうかということにあります。
神の規範に従うことができるか。それとも、神の規範に逆らっても自分の意志を貫こうとしているか。

自分の人生を神の導きにまったく任せているだろうか。それとも、神の導きとは無関係に生きようとしているだろうか。

神は、全知の御方です。だから、神に委ねるときに、豊かな実りへの最短コースを歩むことができます。自分の知恵に頼ると、ムダなことをたくさんしなければなりませんが、神に完全に委ねるときに、神は、最善の道を用意してくださいます。だから、導きに従うクリスチャンは、人生において最高の結果を残すことができるのです。

 

 

02/08/02

 

 

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