教会を成長させたいなら、男性を導くべし

 

PCAニュース(04/09/2003)の「教会を成長させたいなら、男性を導くべし」という記事の中で、男性伝道専門家シド・ウッドラフの言葉を紹介している。

ウッドラフによると、アメリカにおいて、家族の中で一番最初にクリスチャンになったのが子供である場合、家族の誰かがクリスチャンになる確率は3.5%であり、妻が最初にクリスチャンになると17%がクリスチャンになり、父親が最初にクリスチャンになると93%がクリスチャンになるという統計があるそうだ。

「男性を獲得すれば、その世帯全部を獲得することになる。」とウッドラフは言う。「しかし、男性を獲得するには、彼らの世界に入り込まなければならない。アメリカには9千4百万人の男性がおり、そのうち6千8百万人はどの教会にも通っていない。しかし、彼らのうち85%には教会との何らかのかかわりがあり、必ずしも教会に行くことを嫌っているわけではない。」

そして、彼は次のように言う。「彼らが教会に行こうとしないのは、ただ、教会が『男性に対してフレンドリーではない』と思っているからだ。」と(Baptist Press)。

今日の教会の成長を阻害している大きな原因の一つは、教会の霊質が女性化・幼児化したことにある。メッセージの内容が彼岸的、個人主義的、内向的であり、それゆえ、現実社会への働きかけに関心を持つ男性が入りにくい雰囲気をもっている。

父親は家の権威であり、影響力は他のメンバーより格段に高いのであるから、父親にターゲットを絞るというのはふさわしい方法である。男性に照準を合わせる伝道に変え、教会の雰囲気を、此岸的、社会的、外向的なものに変えなければ、教会の成長は期待できない(*)。



(*)
家族は一つの体として神の御前に立っている。だから、家族の一員が救われることは、その家族全体が他のノンクリスチャンの家族よりも祝福された状態にあることを意味している。子供であれ、妻であれ、夫であれ、家族の一メンバーが救われれば、その家族全体が祝福の状態に入ったことになる。これは、遊女ラハブの家族が、ラハブの信仰によって、神の裁きを免れたことから明らかである。

ラハブは家族の救いを願って次のように言った。

「どうか、私があなたがたに真実を尽くしたように、あなたがたもまた私の父の家に真実を尽くすと、今、主にかけて私に誓ってください。そして、私に確かな証拠を下さい。私の父、母、兄弟、姉妹、また、すべて彼らに属する者を生かし、私たちのいのちを死から救い出してください。」(ヨシュア2・12-13)

それに対してイスラエルの斥候たちは次のように言った。

「あなたがたが、私たちのこのことをしゃべらなければ、私たちはいのちにかけて誓おう。主が私たちにこの地を与えてくださるとき、私たちはあなたに真実と誠実を尽くそう。」(同14)

また、神は、エジプトから脱出しようとしていたイスラエルの民を救うに際して、「門柱と鴨居に贖いの血を塗れ」と言われた。つまり、救いは「家族単位で」与えられた。

ただし家族の一人が救われたからといって、そのメンバー全員が自動的に救いに入るわけではない。それは、ラハブに対するイスラエルの斥候の次の言葉から明らかである。

「私たちが、この地にはいって来たなら、あなたは、私たちをつり降ろした窓に、この赤いひもを結びつけておかなければならない。また、あなたの父と母、兄弟、また、あなたの父の家族を全部、あなたの家に集めておかなければならない。あなたの家の戸口から外へ出る者があれば、その血はその者自身のこうべに帰する。私たちは誓いから解かれる。しかし、あなたといっしょに家の中にいる者に手をかけるなら、その血は私たちのこうべに帰する。」(ヨシュア2・18-19)

自ら進んで救いを退ける者は救われない。

先に救われたメンバーは、家族のためにとりなすべきである。それによって、家族の救いはより確かになる。しかし、家族のメンバー全員が自動的に救われるわけではないので、各人が救われるかどうかは、その個人個人の決断によって左右される。

エジプトへの裁きから救われたのは、イスラエルの家の中にとどまった者だけである。だから、我々は、家族が家の中にとどまり、ともに救いにあずかることができるよう祈るべきである。

 

 

03/04/11

 

 

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