PCANEWSから

 

1.PCANEWS.com Newsletter for 10/09/2002によれば、Barna Research (www.barna.org)、が調査したところ、アメリカ人の神学的見解のほとんどは非聖書的である。

・成人の大多数が原罪、サタンの実在、神の恵みのみによる救いを否定している。
・アメリカ人は、世界の主要宗教の教典(聖書、コーラン、モルモン経など)は、「同じ霊的真理を異なる方法で記述したもの」であると考えており、「死者への祈りによって、故人は利益を受ける」と考えている。
・「イエス・キリストはその生涯においてまったく罪を犯さなかった」と信じる人と、「イエス・キリストも罪を犯した」と信じる人とが半々いる。

アメリカのサタン的公教育は、ここまでアメリカ人の心を堕落させることに成功したと言えるようです。


2.「30秒の祈り(30-Second Kneel Down)」という名前の運動が、アメリカ全土に広がっているそうです。公立高校の生徒が、教師や学生、学校の理事などのために跪いて30秒間祈るそうで、これを創始したペンシルベニア・ユース・パスターのトム・シプリング氏のウェッブページによれば、この運動の目的は、「世界中の若者たちの間にリバイバルを起こすことにあり、彼らが終末時代における刈り取りを行えるようにするため」とのこと。
公立学校における祈りが復活することは喜ばしいことですが、こういったアクティブな運動をしている人々が、間違った終末論に犯されているのは残念です。サムエル・ブルメンフェルドは、「公立学校を改革することは無理だ」とはっきりと述べています。国家が教育を主導するという概念そのものが、ホラス・マンというヒューマニストの手によるものであり、非聖書的なので、こういった運動が将来頭打ちになるのは目に見えています。


3.インドネシアのアケーにおいて17の教会が政府によって強制閉鎖される。
The Barnabas Fundによれば、今年9月に、インドネシアのアケー州において、17の教会が地方政府により強制閉鎖された。「当局は、これらの措置についていっさい説明を加えていない。この政策によって、1万人のクリスチャンが集会場所を失った。・・・ある教会は、パーム・オイル農場で野外礼拝を行っている。」
当局が、今年3月にシャリア(イスラム法)を強制し始めてから、クリスチャンへの圧力は増しつつある。本来、イスラム教徒だけに適用されるはずの規則によって、クリスチャンが制限を受けている。クリスチャンの女性もイスラムの服装規定に従わねばならなくなっている。アケー州は、イスラム教勢力の強い土地で、中央政府は、アケー州における急進的な独立運動を抑制するために、同州の自由自治を拡大、イスラム法の強制を容認している。

現在、世界は、これまで西洋近代文明を主導してきた近代主義が力を失っていることを露呈しています。その退潮の現われはイスラム教原理主義の台頭です。イスラム教が勢力を増しているのは、自然法、民主主義、進化論など、世界の人々の常識となってきた欧米の世界観が、世界の精神的指導原理として力を失いつつあるからだと思います。
無神論は、多神教と同じく、「多」の原理であり、統一的、普遍的価値を生み出しません。超越的規範を提示できないので、時代や地方によって倫理や法律がコロコロと変わります。世界は、これからどこに向かうか誰も知りません。すべてが相対的であるならば、個人的だけではなく、社会的な意味でも、自分を支える不動の土台は期待できません。このようなフニャフニャした思想しか提供できなかったために、欧米は世界の諸民族から、精神的指導者として失格の烙印を押されているのだと思います。
日本における、若者の精神的問題(引きこもり、対人恐怖など)と、イスラム教の台頭は、こういった世界における「精神的霊的迷走」の結果であるといえます。我々聖書信仰のクリスチャンは、近代主義を乗り越える「聖書という不動の礎に基づく世界観」を提供することによって、彼らに回答を与えなければなりません。

 

 

02/10/10

 

 

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