反キリストとコンピュータ

 

 プレ・ミレだったころ、コンピュータは反キリストの世界支配の道具となり、666のコンピュータチップを額に埋め込まれていない人々は、売ることも買うこともできなくなるだろうという話をさんざん聞かされた。

 

 しかし、コンピュータは情報を統制するのではなく、むしろ拡散する。インターネットを通じて誰もが情報発信者となれる。もし北朝鮮がインターネットを自由化したら、国の存立も危うくなるだろう。

 

 インターネットの広がりを抑えることのできる政府などないだろう。今日のようにボーダーレス化が進んで、情報や資本や商品が世界中に自由に行き来する世界において、鎖国政策を取ったら、いのち取りである。日本を右傾化しようとしても、欧米の文化にどっぷり浸かっている日本人を戦前戦中の時のような国粋主義者に変えることはできまい。

 

これからかつての共産主義国のように、情報統制、経済統制が行われるだろう、しかも、それが世界規模で行われるだろうなどと言う偽預言者の口車にのっていたら、完全に浦島太郎になってしまう。

 

 

 

 




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