細胞の自己複製機能が偶然に発現した?

 

進化論では、単細胞が生まれた後に、それが自己複製を行ったと述べるのであるが、どうして自己複製が可能になったかは説明しない。

太古の海において、単細胞が生まれたという(一つの細胞に含まれる情報は、今日のコンピュータと比べても比較にならないほど大きいのでそんなこと信じられないが)。

もし、この細胞が複製しなければ、そのまま死んでしまって、進化は不可能になるので、「なぜか」複製が行われた。

もちろん、複製というのは、非常に複雑な過程をたどり、そこには複製の時にだけ現われて消える機能があり、また、細胞に含まれる様々な微細構造がそれぞれ自らを分裂させるということがある。もちろん、これが自然にできた仕組みであるとすれば、まさに奇跡があったということである。

じゃあ、どうして、その分裂させる仕組みができたのか、説明できるだろうか。その仕組みすらも、進化によって生まれたとでも言うのか。

おいおい、である。

細胞が複製されなければ、世代交代が行われず、それゆえ、進化のための試行錯誤も起こらないではないか。

それとも、無数に生まれたであろう細胞の中で、複製の機能をたまたま突然変異によって獲得したものだけが生き残り、分裂を始めたということなのか?

つまり、最初から複製の機能を遺伝情報の中に獲得したものだけが生き残ったということなのだろうか。

進化論は、こんなことを我々に信じさせようとしているのか?

細胞内に存在する細胞小器官がそれぞれ分裂することなしには、まともな自己複製は起こらないのだろう?では、それらがワンセットそろって同時期に分裂を行うということを可能にするDNAの突然変異というものがあったということなのだろうか。

それならば、やめてくれ、と言いたくなる。

細胞小器官の一つが分裂して複製する機能ですら、偶然のDNA変異で獲得できると信じさせるのは難しい。

それが細胞壁、細胞膜、ゲノムDNA、メソゾーム、リボソームについてもあった、しかも、それが同時期に起こるようにする機能までもそろって身につけた細胞が偶然に生じたということを信じさせようとしても、無理である。

生物学者は、はやく、偶然による進化は、御伽噺でしたと公に告白していただきたい。そして、もう我々シロウトを騙すのをやめていただきたいものだ。

 

 

01/07/22

 

 

 




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