なぜ英語をマスターすべきか

 

 なぜ、日本人は英語をマスターしなければならないか?

 それは、アメリカが英語を使っているからである。

 現在、あらゆる分野において、最先端の情報はアメリカに集まっている。どのような重要な著作でも英語に訳され、重要な科学論文は英語で発表されている。ノーベル賞のほとんどはアメリカ人に与えられている。世界の優秀な研究者はアメリカに集まり、研究を支援する態勢が整っているからである。それは単に経済面だけではない。設備、組織、人間関係を含めてあらゆる意味において学問をするのにふさわしい環境がある。

 英語は、国際語としてふさわしい言語である。

 エスペラント語などが発明されたが普及しなかった。それは、言語と文化は不可分であり、言語は、高い文化を吸収するため学ばれる。高度な文化の背景を持たない言語など無視される以外にはない。

 英語は、文法が比較的単純で、インド・ヨーロッパ語族に属していながら、語形変化がほとんど退化してなくなっており、前置詞だけで前後の関係が理解できるように簡略化されている。ギリシャ語やロシア語など語尾変化が退化せずに残っている言語の場合、前後関係を探るには動詞や名詞や形容詞の変化を覚えなければならず、屈折語の初学者にとっては非常にとっつきにくい。

 これからますますアメリカの影響は強くなり、世界の文化において英語の重要性は高まって行くであろう。

 ボーダーレス化が進めば進むほど、どのような分野においても、英語の知識は必須のものとなるだろう。

 

 




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