永遠の世界とは

 

 アダムは神の法を守り、神に従うことによって、地球を支配し、地球上に神の御心にかなった文明を建設するために立てられた神の副官である。

 もし、この使命を達成したならば、彼と彼から生まれるすべての人々の体は霊の肉体に変えられ、彼らが生み出した文明全体も永遠の報いとして残るはずであった。

 つまり、人間の肉体と地球及び宇宙全体が永遠の体に変えられるはずであった。

 なぜならば、「血肉の体では神の国を相続できない。」というパウロの言葉は成功したアダムにも適用されるはずだからである。

 しかし、アダムはサタンの誘惑にあって堕落し、彼から生まれた人々は、神のために善の文明を築くのではなく、サタンのために悪の文明を築くようになった。

 そこで神は、キリストを地上に遣わし、アダムが失敗した試験に合格させ、彼につながる新人類(クリスチャン)にこの地上を支配させ、そこに神的文明を築かせることをよしとされた。

 キリストは、クリスチャンの初穂として復活し、霊的な肉体が与えられた。これは、将来クリスチャン及びクリスチャンが生み出した神的文明が永遠の報いとして残ることのしるしである。

 「地を従えよ」との命令が廃棄されたと記されている個所は、聖書のどこにもない。

 むしろ、洪水の後に同じ命令がノアに与えられている。

 アダムが第一のアダムと呼ばれ、キリストが第二の(終わりの)アダムと呼ばれているのは、キリストがアダムができなかったことを代行することを暗示している。

 それゆえ、クリスチャンの良き業は、それがどのようなものでも永遠に残る。だから牧師とか宣教師(いわゆる献身者)の救霊の業以外は永遠の世界に残らないという説は間違いなのだ。

 キリストの肉体がまったく別の肉体になったのではなく、元のからだが復活して霊的な体に変化したように、永遠の世界は、現在存在する世界が変化した世界である。

この朽ちつつある世界は、永遠に朽ちない世界に変わる。 

 

 




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