改革派からの批判

 

 John Frame の本を読んでも、再建主義に対してそれほど真っ向からの批判ではなく、きわめてマイナーな問題、例えば、「ウェストミンスターは、けっしてヴァン・ティルを捨てたわけではないのに、ゲイリー・ノースは、そのような早合点をしているのは問題だ」と言った程度で、「再建主義はカルトだ」とか「異端だ」というような激烈な意見はありませんでした。Frame はラッシュドゥーニーの聖書律法綱要に対しても、釈義上の細かい問題を扱っているだけで、問題提起については重要であるとの意見でした。メレディス・クラインは、バーンセンのことを、かなり痛烈に批判していますが、バーンセンの再反論にはついに答えなかったですね。改革系の立場からも、ラッシュドゥーニーの綱要は、「1973年に出版された本の中で最も重要な一冊」との評価も出ています。実際、アメリカの長老、改革派系の教会のブックストアには、ラッシュドゥーニーの本が平然と置かれています。アラバマ州の長老教会を訪れたときに、バーカー牧師の書斎にラッシュドゥーニーの綱要が置かれていたのを見ましたし、普通に受け入れられているという印象を持ちました。

 また、ウェストミンスター神学校の出身者で親友のI兄弟が、「ウェストミンスターでは、再建主義の教科書を使っているし、担当教授ヴァーン・ポイスレスも再建主義の本Foundation of Christian Scholarshipに寄稿しているから、特別問題視されているわけではないですよ。」ということですので、とりたてて、先生のような激烈な批判があるわけではないと考えておりましたので、放っておいたというのが実情です。

 

 

2001/08/29

 

 

 




ツイート