この政府はヤクザじゃないのか?

 

ワシントン・ポストは、米国政府がサイバーテロを計画していたと暴露した。

『米政府が電子詐欺を計画(共同通信)』という見出しで下記の記事が共同通信社から配信された。

【ワシントン共同】20日付のワシントン・ポスト紙は、1998年の米大使館同時爆破テロの後、アルカイダなどテロ組織の資金を断つため、電子取引を悪用し組織の口座から金をだまし取る秘密工作が練られたが、当時のルービン財務長官が、世界の金融センターを自任する米国自らが「サイバー金融テロ」に手を染めることに反対、実現しなかったと報じた。 [共同通信社◆2001/12/20 16:53]

どうだろう?

一国のまともな政府が、いかに相手が犯罪組織であろうと、「金をだましとる」ようなことを計画するだろうか。

たぬきは、思わぬところで尻尾を出すものだが、我々は、尻尾を出したタイミングを見失わないようにしたいものだ。

どこかおかしくないか?

あれだけアメリカとの文明的衝突を唱えた人物が、米国製のジャケットを着て、米国製の腕時計をはめているなんて…。しかも、事件が起こる前に、入院先にCIAのエージェントが見舞いに来たなんて…。

世界でテロ組織を持ち、高度の秘密作戦を実行し、歴史的な事件を引き起こした人物が、いくら身内の集まりだからといって、自分の犯行をビデオの前で告白するだろうか。しかも、情報サービス会社でもあるまいし「実行リーダーはモハメド・アタだった。」「もともとビルの上部だけが崩壊すると思っていたが、全棟が崩れることまで予期していなかった。」なんて言うか?

しかも、いくら慌てていたからと言って、そのビデオを置き忘れるなんていう大ボケかますか?

テロに用いられた炭そ菌は、米軍が製造したものだったことが先日明らかになった。米軍が製造したものがそんなに簡単に外部に漏れるのだろうか?一連のテロ騒動が収まると、炭そ菌騒動もなぜか影を潜めてしまった。なぜこんなに息が合うのだろう。

この政府はヤクザじゃないのか?

今回のサイバーテロの記事を読んで、そう感じたのは私だけだろうか。

 

 

 

01/12/20

 

 

 

 

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