日猶同祖論はなぜ大切か?

 

Q. なぜ富井さんの再建主義にとって、日猶同祖論が大切なのでしょうか。

A. それは、イスラエルの回復と関係しているからです。聖書は、将来、民族的イスラエルは回復しなければならないと述べています(ローマ11章)。ピューリタンたちも、イスラエルの民族的回心を信じていました。イスラエルとは、今日世界に存在するユダヤ人だけを指すのではありません。バビロン捕囚の後、歴史の舞台から消えた10部族もイスラエル人なのです。彼らは、何故ユダヤに帰らなかったのか。何故あれほど恋い慕ったパレスチナの地にすぐに帰還しなかったのか。

もし、現在イスラエルに住むユダヤ人を血統のゆえにユダヤ人として認めるならば、どうして、消えた10部族のユダヤ人を血統のゆえにユダヤ人として認めてはならないのか。そして、イスラエルに住むユダヤ人がイエスへの信仰に立ちかえることを聖書が預言しているならば、どうして、消えた10部族のユダヤ人がイエスへの信仰に立ちかえることについては、聖書は何も述べていないといえるのか。

首尾一貫性を大切にするならば、聖書は、それらの消えた部族についても回復はあると述べていると考えなければならないと考えます。事実、東南アジアのある部族で、自分たちはマナセ族の子孫であると述べる人々がイスラエルに帰還しました。

現在、イスラエルのユダヤ教ラビが主催するアミシャブ協会が消えた10部族を探しているのですが、日本人もそれに含まれるとの見解を出しています。

 

01/11/12

 

 

 

 

 

 

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