歴史の目的とキリストの再臨

 

 人間が、どれだけ地上を回復し、神の国をどれだけ進展させたか・・・。

 キリストの再臨の時期は、この進展状況に左右される。

 「このイエスは、…あの万物の回復の時まで天にとどまっていなければならない。」(使徒3・21)

 「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていなさい。」(へブル1・13)

 宇宙の目的、歴史の目標は、「神の国建設」にある。

 この地上において、神の法が万人の法になり、すべての口が神の御名を唱え、すべてのひざが、神の前にかがむようになること。これこそが、宇宙創造の唯一の目的である。

 キリストは、昇天されるときに、「全世界の国民を弟子とせよ。」と言われた。イスラエル12部族がパレスチナにおいて神の国建設をゆだねられたように、12弟子たちは全世界において神の国建設をゆだねられた。

 12弟子の後継者たちが全世界において、神の福音を伝え、人々をキリストの弟子とし、彼らに神の法を守らせ、世界を神の支配下においてきた。

この働きによって、全世界は神の国に変わり、すべての国民がキリストの弟子となり、神の法に従うようになる。そうすれば、歴史の目的は達成されたので、キリストは再臨され、各人の貢献度にしたがって、賞罰が下り、完成された永遠不滅の世界が到来する。

 

 

 



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