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 自分の活動を過大評価するのは、人間の常ではあるが、しかし、どんなに謙遜を尽くしたとしても、この再建運動の活動は、キリスト教史の中でも特筆すべき極めて重要な出来事であると、言わねばならない。

 これほど、成熟したキリスト教世界観はこれまで世界は体験したことがなかった。 

 たしかに後千年王国説は、過去何世代にもわたってアメリカ・ピューリタンの間で主流派を形成していた。セオノミー(律法の新約時代における有効性を主張する立場)も、カルヴァン派においてはごく正統と考えられてきた立場である。契約主義もそうである。

 しかし、ラッシュドゥーニーは、このすべてを有機的に結びつけて、一つの首尾一貫した世界観を形成したという点において、実に重大なことを成し遂げた。

 ラッシュドゥーニーにおいては、契約主義がまだ不明確であるが、レイ・サットン及びゲイリー・ノースは、契約の5条件(契約は5つの要素「超越・上下関係・律法・報い・継承」から成り立つ)を明言し、再建主義の世界観にきわめて明確な枠組みを提供した。

 聖書は、契約の書であり、この5つの条件からなる構造がきわめて頻繁に登場する。モーセ5書は、この5条件にしたがっているし、十戒も、5戒と5戒に分けることができる。大宣教命令もこの構造になっている。詳しい説明は、Ray Suttonの"That You May Prosper"(ICE,TX)を参照していただきたい(恐らくAmazon.comで購入可能)。

 釈義の面においては、後千年王国説の立場は、Marcellus Kik の"The Eschatology of Victory"(P&R)やDavid Chiltonの"Paradise Restored"(ICE,TX)、"The Days of Vengence"(Dominion Press, TX)、"The Great Tribulation"(")において確実な裏付けを与えられた。

今、あなたは、このHPにおいて、世界中において急速に発展しつつある、歴史的に極めて重要な運動の最新情報を手に入れることができる。

 

 



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