クリスチャン小説を読むには注意が必要である

 

 いわゆる、戦後の日本キリスト教文学と呼ばれるものは、だいたいにおいて「無律法主義」である。

 ある作家は、夫を立てることを勧める中で、「夫が泥棒だったら、妻は見張りをやるくらいでないといけない」と言ったが、聖書は、夫が泥棒であれば、泥棒を止めるよう説得し、それでもやめない場合は、離婚しなさいと勧めている。

 クリスチャンの作家はその所属する教会の影響を受けているので、その教会の教えが近代ヒューマニズムに冒されている場合、その作品もヒューマニズム的になるのが普通である。

 作家は、専門に勉強したのでなければ、神学については、素人である。

 しかし、作家の影響は大きい。

それゆえ、そのような小説を読む際には注意が必要なのだ。

 

 

 



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