アメリカの陰謀

 


ミレニアム通信において、私が主張してきたような「アメリカの陰謀」論を肯定する
発言を田中宇氏がしておられるのでご紹介する。
http://tanakanews.com/d1028moussaoui.htm


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 今年9月初めには、最近までイギリス政府の大臣をしていた英労働党の幹部が「ア
メリカの首脳たちは、アメリカの世界支配を強化するために911事件の発生を容認
した」と主張する論文を発表している。
http://politics.guardian.co.uk/iraq/comment/0,12956,1036687,00.html

 これらのことを合わせて考察すると、もはや「911は米当局の自作自演だった部
分がある」と考えることは、根拠のない「陰謀論」ではなく、むしろ「政府の間違っ
た行為を防ぐための、国民として健全な疑念」となっていることが感じられる。いま
だにこうした考え方を陰謀論扱いする人々がアメリカにも日本にも多いだろうが、そ
ういった人々の多くは、米政府が発するプロパガンダを軽信する人々であると思われ
る。テロ戦争の本質をつかもうと調べる人々に対して陰謀論者のレッテルを貼るの
は、米当局の戦略でもある。陰謀論だと切り捨てて思考を停止する前に、いろいろ調
べてみることをお勧めする。マスコミ内にも軽信が蔓延しているので、日本語で読め
るものは少ないのであるが。
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しかも、アメリカは、自分が追求し、世界に推薦してきた民主主義すらも破壊してい
るという。

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 一方、米政府がテロ戦争を通じて民主主義を破壊し始めていることが確認されたと
しても、米政府がなぜそんなことをしたいのか、という疑問が残っている。私たちは
「人類にとって最も良い社会システムは民主主義体制である」と教えられてきたし、
アメリカのエリート層のほとんども、それを信じていると思われる。それなのに、ア
メリカ政権中枢の人々は、世界の民主主義の模範を自負してきた自国の民主主義を自
ら壊し続けている。

 イラク戦争だけなら「政権内のネオコンがイスラエルのために独走した」という解
説も可能だが、イラク統治が泥沼化してネオコン批判が強まっても、テロ戦争全体を
続行するという米政府の方針は変わっておらず、これはネオコンと中道派との対立と
は関係なく、米政府全体の方針になっていることだと感じられる。アメリカが自国の
民主主義と世界の国家主権を破壊する行為は、今後も続けられることが予測される。
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これらの現象は、アメリカの中枢部にいる人々の背後にある、秘密組織を前提としな
ければ解決がつかないだろう。

私は、アメリカを実質的にリードしている人々の中には、「国家を神として崇拝する
ヘーゲル主義者」や「自民族の世界支配をもくろむ人々」がいると考える。

そして、このような闇の勢力を撃退できるのは、クリスチャンの祈りと行動だけだ、
と考えるのである。

「神よ。アメリカの政治をサタンの支配から解放してください。」


 

 

2003年10月28日

 

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