虐待された逃亡者を虐待者の元に返してはならない

 


ミャンマーの民主化運動家が難民認定を求めているのに、裁判で却下されたという
ニュースがテレビでやっていた。

正式に不法滞在が決まると、母国に送還されるという。

裁判所は、母国へ送還されたら向こうの政府にどのような扱いを受けるか知っている
はずだ。

聖書には、逃亡奴隷を主人に戻すことを禁止する律法がある。

「主人のもとからあなたのところに逃げて来た奴隷を、その主人に引き渡してはなら
ない。あなたがたのうちに、あなたの町囲みのうちのどこでも彼の好むままに選んだ
場所に、あなたとともに住まわせなければならない。彼をしいたげてはならない。」
(申命記23・15−16)

「彼をしいたげてはならない。」という命令は、この奴隷が主人のもとで「しいた
げ」られたから逃げてきたことを表している。

「しいたげ」を嫌い、自由を求める者を、「しいたげる」主人に引き渡すということ
は、自分も「しいたげる」者になることを意味する。

我々は、虐待された逃亡者を虐待者の元に返してはならない。

 

 

2003年10月31日

 

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