脱ポルノ中毒

 


トム・バフォードが脱ポルノ中毒ミニストリFires of Darkness Ministriesのページ
を開いているのでご紹介する。

http://www.firesofdarkness.com/

長い間、トムは、重症のポルノ中毒患者であり、妻メラを虐待していた。しかし、
1991年に神が御手を伸ばして彼を中毒から救ってくださった時から人生は変わった。

HPのなかで、ヴィクター・クライン博士の著作「性的・ポルノ中毒からの救済」に基
づいて、ポルノ中毒に至る4段階を示している。

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第1段階―中毒

ポルノに触れた人は、何度もそこに戻る…。彼らは自分が触れたイメージを頻繁に思
い出し、自分の想像の中で組み立てる。
「中毒になると、自分一人では依存を振り捨てることはできない。どんなに否定的な
結果がそこから生まれたとしても。離婚、家族を失うこと、法的問題(たとえば、性
的襲撃、セクハラ、職場の同僚への嫌がらせなど)も歯止めにはならない。」

「…私のクリニックを訪れる最も知的な男性患者の多くは、もっともポルノに対して
弱い人々である。恐らく、想像力が豊かだからだろう。彼らは想像の中で性的体験を
高揚させ、それによってますます中毒を深めていくのである。」
「中毒にかかっていない人には、性的中毒が持つ大きな力を理解することは難しいだ
ろう。ひとたび『波』が中毒患者を襲うと、自分の行動を止めることのできるものは
何もない。それが自慰を伴うポルノ鑑賞であろうと、売春婦との交渉であろうと、子
供へのいたずらであろうと、レイプであろうと。どんな不利益な結果が待っていよう
と、彼らの欲望を止めるものは何もない。中毒は、実質的に彼らの生活を支配するの
である。」

第2段階―エスカレーション

第二段階は、エスカレーション効果である。しばらく時間が経つと、中毒患者は、さ
らなる興奮と刺激を求めて、もっと激しく、露骨で、倒錯したポルノを求めるように
なる。これは、薬物中毒患者が、薬物を最初に試した時の興奮を再体験しようとし
て、さらに強い薬物を求めるようになるのと同じである。
「彼らの中毒とエスカレーションは、主に、ポルノを見た時に目に焼きついた強烈な
性的イメージによって引き起こされるのである。」

第3段階―無感覚化

「第3段階は、無感覚化である。最初ショッキングで、タブー破り、非合法、気持ち
悪く、不道徳に思えたポルノ(本、雑誌、映画、ビデオ)が、普通に思えるようにな
る。それがどんなに反社会的で異常なものであっても、ポルノの中で描写された性行
為を許容できるようになる。だんだん、「これはみんながやっていることだから」と
思うようになり、自分もやってもよい、と考えるようになる。それが法律に抵触する
ような行為であったり、自分が以前に持っていた道徳的な信念や個人的な基準に反す
るようなことであったとしても。」

第4段階―行動に移す

「第4段階になると、中毒患者は、ポルノの中で見た行為を実際に自分でもやってみ
ようと思うようになる。たとえば、輪姦、露出、乱交、出刃亀、出会い系サイトの頻
繁な利用、未成年者との性交、レイプ、セックスの際に自分やパートナーに苦痛を与
えることなどである。このような行為を繰り返しているうちに、『自分はもはやそこ
から抜け出ることができず、元の自分に戻ることができない。自分の将来においてど
んなに悲惨な結果が待っていたとしても。』と気づく。」

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2003年11月6 日

 

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