日本という国の秘密 1

 


私がミレニアムのミニストリを始めたのは、1994年でした。
ですから、かれこれ10年近くになります。
それまで、Sさんの教会にお世話になっていましたが、神様の導きによって独立しま
した。
神様は、Sさんの教会の枠にはまらないことを私にさせたかったと思います。

その一つは、日本という国について新しい知識を人々に与えるためだったと思いま
す。
Sさんの教会では、日本を他の異邦国と区別するような特別な考え方はありませんで
した。日本も、他の国と同じように、まだキリスト教が入ったばかりで、盛んではな
い異教国、と見なされていたように思えます。いわば、アメリカの再建主義の日本版
の域を出なかったように思えます。

しかし、神は、私に異なる計画を持っておられ、そこから一歩出て、私に、日本とい
う国が神のご計画において特別の役割を持っていることを明らかにさせようとされた
と考えています。

新しいミニストリを始めてから、非常に不思議な出来事が続き、私は、自分が思いも
しなかった道に導かれました。

昔、K師が古代イスラエルと日本が関係していると書いておられた本を読んで、ばか
げていると思いました。また、友人のK氏が、1988年に真名井神社というところで体
験されたことを聞いても、おかしなことを言うなあ、と思っていました。

再建主義は、中学や高校時代からずっと考えてきたテーマだったので、自分の内側で
一貫性がありますが、日本とユダヤについては、まったく考えてこなかったので、最
初の頃、日猶同祖論者のメシアニック・ジューのY師やG師がさかんに語ることに当惑
を感じていました。

日本の古代史とユダヤが関係していることなど、あまりにも今の学説とかけ離れてい
るので、眉に唾をつけて見ていました。

しかし、転機が訪れました。

もうこんな教えは捨てよう、と考えていたある日、道を歩いていると、古本屋があっ
たので、まったく何も考えずに、ふらっと中に入り、ある本棚の前に立ちました。と
いうよりも、立たされたというほうがよいかもしれません。何かの力にすーっと引き
寄せられたような感覚だったのです。

何気なく前を見ると、ユダヤ教ラビで、早稲田大学講師だったマービン・トケイヤ氏
の「日本とユダヤ 謎の古代史」という本があるのに気づき、手にとって見ました。する
と、紀元前2世紀の旅行家が「世界中どこに行ってもユダヤ人の集団と出会った」と
いう記録を残している、と書いてあるのが目にとまりました。

この一文から、私は、古代ユダヤ人が日本に来ていたことは、けっしてトンデモない
ことではない、ということを悟ったのです。

今の歴史学は、離散ユダヤ人が古代から世界中に住んでおり、また、シルクロードや
海のシルクロードを通じて、ユダヤ人やフェニキア人が古代から世界中を旅行してい
たという事実を無視しています。そして、古代人の行動範囲が非常に狭いものだった
と誤解しているのです。

しかし、聖書によれば、福音は、離散ユダヤ人に伝えられたのであり、マタイ24章で
は、はっきりと「地の四方に御使いを遣わして選びの民を集める」とあります。これ
は、文字通りの天使を意味するのではなく、明らかに紀元1世紀に、イエスの十字架
を伝える弟子たちを意味しています。なぜならば、「御使い」を表すアンゲロスは、
伝令とか使者をも意味することばであり、天使だけを指していないからです。

この記述を証明するかのように、パウロは、離散ユダヤ人のもとに行って、福音を伝
えました。ペテロはバビロニアに行ったことが明らかですし、トマスはインドに行っ
たと伝えられています。

あの旅行記の著者の発言が正しければ、当時すでにユダヤ人は世界中にコロニーを
作っていて、そこで礼拝を持っていたことは明らかなのですから、「選びの民」のい
るところに、弟子たちが出向いたのは明らかです。弟子たちの使命は「イスラエルの
滅びた羊のところに福音を伝える」ということにあったからです。

それゆえ、パウロが「世界中に福音が届けられている」と聖書の中で語った「世界」
は、文字通り離散ユダヤ人が世界中に散っていた事実を考えると、「文字通りの世
界」と受け取ることができるのかもしれません。

とにかく、旧約の古いシステムが終了し、神の裁きがその上に下る(紀元70年)前
に、弟子たちは、「選びの民」に対して救いのチャンスを提供する使命が与えられて
いました。それゆえ、彼らは、すでに築かれていたユダヤ人の交易ルート及び巡回伝
道ルート(トケイヤー氏によると、古代におけるユダヤ人の相互交流は盛んで、各地
を巡回説教するラビがいたことを明らかにしている。トケイヤー氏の先祖はシルク
ロードのオアシス都市を巡回するこのような教師の一人だった)に乗って、世界各地
のユダヤ人共同体に赴き、そのシナゴーグで、イエスがメシアであることを説いたの
でしょう。

さて、ユダヤ人がシルクロードの終点である日本にも来ていたことは容易に想像でき
ます。紀元前に中国にユダヤ人の集落があったという記録があるのですから、日本に
来なかったということを説明することはかえって難しいでしょう。

しかも、古代において、日本には大量の金が取れたという記録がありますから、宝石
や金などを商っていたユダヤ人商人が日本を重要な交易拠点にしていたと考えたとし
ても無理はありません。

恐らく、天皇家の祖先は、このような離散ユダヤ人の一つであり、神道の起源は、ユ
ダヤ教なのでしょう。狛犬が入り口の両脇に座っているなど、神社の構造は、明らか
に西方宗教の影響を受けていることを示しています。また、ユダヤ教のカバラが、神
道に強大な影響を与えていることも様々な文献から明らかです。

中央アフリカの原住民の間に伝わる、天地創造と堕落の神話は、聖書のそれと酷似し
ており、世界の諸民族には、洪水伝説が普遍的に存在します。このことは、離散ユダ
ヤ人が異邦人に対して強い影響を与えていたことを裏付けるものではないか、と考え
るのですが、神話をこのように離散ユダヤ人とのかかわりで分析すると、古事記にあ
る天地創造物語や天照大神の天岩戸伝説も、離散ユダヤ人が伝えた旧約聖書の物語に
由来するのではないかと思われてならないのです。

私は、恐らく天照大神の天岩戸伝説はイエス・キリストの復活を表していると思いま
す。

ヨハネは、イエス・キリストのことを「すべての人を照らすそのまことの光」と呼ん
でいます。

天照大神神話は、日本にやってきた弟子たちが伝えた十字架と復活に由来すると考え
ると、天照大神を祭る伊勢神宮の内宮にある八咫鏡の裏に「ヤーウェは光である」と
解釈できるヘブル語の文字が記されているという事実は驚愕に値するといえます。

日本の国そのものが、イエス・キリストを主神として祭ってきたということを意味す
るからです。

実際、神道関係者の中には、このことを述べている人が多いのです。

最近聞いた話ですが、友人のKさんが、九州のU神社の神主に電話したところ、奥さん
が自分の神社は「ヤーウェは救いである」と信じていると述べたそうです。


 

 

2003年10月23日

 

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