アメリカクリスチャン同盟声明(8月20日)

 

アメリカクリスチャン同盟は、昨日(2003年8月20日)「アメリカクリスチャン同盟は、ロイ・モーア最高裁長官が十戒を守るために勇敢に堅く立っていることを賞賛する」と題した声明を発表した。

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アメリカクリスチャン同盟は、アメリカの最も勇敢な指導者の一人アラバマ州最高裁長官ロイ・モーアが、十戒を支持したことに賛成の意を表する。今月、独裁的な連邦裁判官、連邦区判事マイロン・トンプソンが、本日深夜までに、5,300ポンドある十戒記念碑をアラバマ裁判所から撤去せよとの命令を下した。

アメリカクリスチャン同盟総裁ロバータ・コウムズは「私は、…最高裁長官ロイ・モーアに同意する。彼は、『…神を公に認めるこの碑は、わが国の憲法の下で認められている正当なものであるから、連邦裁判所には、これを撤去する権威や権力はない。』と語った」と述べた。アメリカクリスチャン同盟は、トンプソン判事が、議会が休みに入っている間に、この命令――すなわち、本日深夜までに建物から十戒を撤去せよとの命令――を発したことに、関心と疑惑を抱いている。合衆国下院は、夏休みに入る直前、トンプソン判事の命令のほんの2週間前である7月末に、圧倒的多数で法律を可決したのである。なぜこの時期にトンプソン判事がこのような命令を出したのであろうか。これに対して、アメリカクリスチャン同盟は大きな疑惑を抱いている。

7月末に、下院は、「アラバマ裁判所から十戒を撤去してはならない」という法律を圧倒的多数で可決したのである。インディアナ州議員ジョン・ホステットラーの修正案は260対161で可決された。ホステットラーの修正案は、トンプソン連邦判事の十戒撤去命令の実行を阻止するだろう。しかし、この下院の修正案を上院が審議する時間は十分になかった。アメリカクリスチャン同盟は、夏休み明けに可決されると考えている。
この修正案が合衆国上院を通過し、大統領が署名すると、合衆国連邦執行局は、十戒を物理的に撤去するための資金を得られなくなる。

この反逆の判事トンプソンは、アメリカ人の立法機関である合衆国議会が活動する前に反キリスト的見解を押し付けようとしている。リベラルの裁判官はアメリカ合衆国において専制君主のまねごとはできないのである。

アメリカクリスチャン同盟総裁ロバータ・コウムズは、「建国の父たちは、アメリカ政府の3大機関の中で連邦司法部には一番弱い権限を持たせようとしたのである。それゆえ、それが今日のように強大になることを彼らは望んでいなかったのである。連邦司法部が発する命令は、アメリカ革命の前に英国政府が発していた勅令と類似している。建国の父たちは、連邦司法部がこのような独裁的な判断を下せるようになることを意図していなかった。建国の父たちは、司法部がアメリカ人民の意思をやすやすと否定できるような状況を望んでいなかったのである。」と言った。しかし、これこそ、アラバマにおいて過去数十年間に起こってきたことであり、また、トンプソン判事が議会を出し抜くことによって現在も起こっていることなのである。私は、モーア長官がわが国の独裁者に対して堅く立ちつづけてくれることを期待している。」と語った。

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http://www.cc.org/content.cfm?id=56の翻訳


 

 

2003年08月21日

 

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