臆病者は永遠の命を失って滅びる


聖書律法には、「睾丸」についていくつかの戒めがある。


あなたがたは、こうがんの押しつぶされたもの、砕けたもの、裂かれたもの、切り取られたものを主にささげてはならない。あなたがたの地でそのようなことをしてはならない。(レビ記22・24)

こうがんのつぶれた者、陰茎を切り取られた者は、主の集会に加わってはならない。(申命記23・1)

男性を男性たらしめる主要なものは、男性生殖器官である。それは形状的な意味だけではなく、「男性性」という性格的なものを成立させている。

男性性器を切り取られた中国の宦官は、能吏であった。権力に対する野望を失い、ただ主人の命令を聞いてそれを忠実に実行する。

律法において睾丸を失った者が排除されたのは、「男性らしさを失った男性は神の契約にとって相応しくない」という原理があるからである。

創世記1・28の「支配命令」を聞いても、それを無視するクリスチャンは、契約から排除されるべき者である。

「しかし、おくびょう者・・・の受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」(黙示録21・8)

誤解してはならない。「おくびょう者は滅びる」とここにはっきりと書いてあるのだ。

イスラエルの中で、「行け!戦え!」と言われて、しり込みし、「行けません。」と言った人間は、荒野において滅ぼされたのである。

また彼らは言った。「もし、私たちの願いがかないますなら、どうかこの地をあなたのしもべどもに所有地として与えてください。私たちにヨルダンを渡らせないでください。」
モーセはガド族とルベン族に答えた。「あなたがたの兄弟たちは戦いに行くのに、あなたがたは、ここにとどまろうとするのか。
どうしてあなたがたは、イスラエル人の意気をくじいて、主が彼らに与えた地へ渡らせないようにするのか。
私がカデシュ・バルネアからその地を調べるためにあなたがたの父たちを遣わしたときにも、彼らはこのようにふるまった。
彼らはエシュコルの谷まで上って行き、その地を見て、主が彼らに与えられた地にはいって行かないようにイスラエル人の意気をくじいた。
その日、主の怒りが燃え上がり、誓って言われた。
『エジプトから上って来た者たちで二十歳以上の者はだれも、わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓った地を見ることはできない。彼らはわたしに従い通さなかった。』」(民数記32・5-11)

「地を従えよ」との神の命令を聞いてしり込みし、「地上のことはノンクリスチャンに任せて、我々は携挙されましょう。」という人間は、滅びるのである。

神の命令に真っ向から、確信的に無視する臆病者は、神を主としているのではなく、自分を主とする者であるから滅びる。

 

 

2006年9月8日

 

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