知識がないのにキリスト教ファンダメンタリズムを批判することは不可能



日本人の知らないアメリカの裏側見せます!『ジーザス・キャンプ』

辛酸なめ子と宗教学者・島田裕巳がキリスト教原理主義をぶった切る!!

東京MXテレビの人気番組『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』からのスピンオフ企画

“未公開映画祭”大好評のWEBでの配信に続きついに劇場で開催!厳選した9作品をスクリーンで!

初日の12月25日(土)にはスペシャル・イベントを開催!『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』の上映後、辛酸なめ子さん(漫画家・コラムニスト)と宗教学者の島田裕巳さんをお迎えし、キリスト教原理主義のぶった切り対談を行います。

◆上映作品内容◆
『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』(2006年 / アメリカ / 87分)

キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史が主催する、子供のサマーキャンプを追う。全米・全世界の福音宣教会信者の家庭から子供たちが参加するキャンプでは、子供たちに原罪を懺悔させ、中絶反対を解き、キリスト教を推進するブッシュを奉っていた。ハイディ・ユーイングとレイチェル・グラディ監督による『ジーザス・キャンプ』は、ノース・ダコタのデビルズ・レイクで行われる、ベッキー・フィッシャー牧師の「キッズ・オン・ファイヤー」というサマーキャンプを追う。そこでは6歳くらいの子供たちが「神の軍」の献身的なキリスト教兵士となるよう教育されるのだ。本作では、子供たちがキャンプでいかに「キリストのためにアメリカを取り戻すか」について訓練を受ける様子を撮影した。また、アメリカの政治の未来を左右する、再誕のキリスト教徒をリクルートするトレーニングの様子を初めてとらえた。

【開催概要】
『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』公開記念トークショー
出演:辛酸なめ子(漫画家・コラムリスト)×島田裕巳(宗教学者)
日時:2010年12月25日(土)

開場:13時20分 開映:13時30分 トーク:15時00分

会場:渋谷アップリンク・ファクトリー(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階)

料金:1,200円

【ゲストプロフィール】
辛酸なめ子(漫画家・コラムリスト)
1974年、千代田区生まれ、埼玉育ち。漫画家・コラムニスト。著書に、『消費セラピー』(集英社文庫)、

『女子の国はいつも内戦』(河出書房新社)、『片付けられない女は卒業します』(MF文庫)、『女修業』(講談社)、

『セレブマニア』(ぶんか社)、『霊道紀行』(角川書店)などがある。



島田裕巳(宗教学者・文筆家)
1953年11月8日東京都出身。宗教学を専門とする文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は宗教学。
近年の主な著作に、『葬式は、要らない』『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書)

『金融恐慌とユダヤ・キリスト教』(文春新書)『教養としての世界宗教事件史』(河出ブックス)などがある。
現在は、東京大学先端科学技術センター客員研究員。
http://www.labornetjp.org/news/2010/1291766348150staff01

あまり知識がない人がキリスト教原理主義なるものを「ぶった切」っても意味はないと思います。

キリスト教原理主義なるものは、その言葉がイスラム原理主義を連想させ、しかも、ブッシュ元大統領のイラク攻撃とも結び付けられると、単なる「宗教教義を現実世界にそのまま適用する狂信者」としか解釈されません。

これは、人間の「ものごとを単純化させたがる本能」を満足させるでしょうが、訴えられたほうはたまったものではない。

キリスト教原理主義は、現在本来のキリスト教ファンダメンタリズムとは同一ではなく、ディスペンセーショナリズムに汚染されているということを理解しないと批判できません。

この事実をまず理解し、そして、ディスペンセーショナリズムの起源が実はフリーメイソン・イルミナティにあるということを理解しなければならない。

つまり、キリスト教原理主義なるものは、現在、フリーメイソンの一派であるということ。

そして、本来のキリスト教ファンダメンタリズムを迫害する側に回っているということ。

こういった点を理解しないと、「キリスト教ファンダメンタリズムや福音派の聖書信仰」をも批判することになる。

聖書信仰を批判すれば、当然、理性至上主義になり、ヒューマニズムになる。すると、フリーメイソンの罠にはまって、同じ穴のムジナになってしまう。

これだけの知識が二人にあるとは思えない。

 

 

2010年12月8日

 

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