秘密組織に関するケネディ大統領の警告


「秘密」という言葉そのものは、自由で開放された社会と矛盾する。我々は国民として、秘密結社や秘密の誓い、秘密の行動に対して、本質的かつ歴史的に反対する。

我々は、はるか昔に「関係する事実を過剰かつ非公式に隠す危険は、それを正当化するために引用される危険よりもはるかに重大である」と判断した。

今日であっても、閉鎖的な結社による勝手気ままな規定を模倣することによってその脅威に対抗しても、ほとんど意味はない。

今日であっても、もしわが国の伝統がわが国とともに生き残るのでない限り、その生存を保障することに、ほとんど意味はない。

安全保障の強化の必要性に関する発表が、その意味を公的な検閲や隠蔽の強化にまで広げようとする人々によって行われる危険性が高い。

私の管轄下にある限り、私はこのことを許さない。

ケネディ政権のいかなるメンバーも、その職位が高かろうが低かろうが、文民であろうが軍であろうが、今晩、私がここで語っている言葉を、以下に対する言い訳と解釈してはならない。

すなわち、ニュースの検閲・反対者への弾圧・政府が犯した失敗の隠蔽・マスコミや公衆に伝えるべき事実の秘匿。

 

 

2009年7月26日

 

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