ヴィジョン・アメリカ


「ヴィジョン・アメリカ」(1994年創立)の目的

我々の使命は、牧師とその群れを励まして、彼らが地域社会、州、アメリカの倫理と政治にキリスト教の価値観を取り戻すことができるように、情報を提供することにある。


ヴィジョン・アメリカとは?

ヴィジョン・アメリカは、あらゆる教派に属する全国の、幾千もの牧師たちの活動を助けるために、リック・スカーボロー牧師によって設立された。

スカーボロー師は、「もし牧師である私が、教会員に対して市民として活動的になることを奨励しなかったら、彼らの市民活動は極端に低下するだろう。しかし、逆に、もし私が、教会において、道徳的な問題について語り、市民活動への参加を奨励するならば、自分の市民権について真剣に考える人々が増え、市民活動に積極的に参加するだろう。」と考えた。


なぜこの活動が必要なのだろうか?

教会に定期的に出席している市民の投票行動に関する調査によれば、3分の2から4分の3の教会員が、「毎回規則的に投票していないか、もしくは、まったく投票していない」と答えたという。

バーナ・グループによれば、アメリカには、日曜日の平均礼拝出席成人数が百人以上のプロテスタントの教会は32万4千あるという(ローマ・カトリックと正統派ユダヤ教会を除く)。

66パーセントが投票に行かないとすると、2千百万人以上の成人が政治活動に参加していないということになるのである。

さらに、神を恐れる聖書信仰の市民が立候補しなければ、幾千もの地方・州・連邦の官職からクリスチャンの影響が失われるということになる。我々は、「敵の数が多くて」負けるというよりも、権利を失ったために負けているのである。


解決法は?

ヴィジョン・アメリカは、「群れの羊」たちが再びわが国の塩となるように、牧師の「牧会」能力を高めることを期待し、そのために支援活動を行っている。

牧師が信徒の市民活動を奨励すれば、信徒の霊的成長だけではなく、市民的責任の面においても成長を助けることができるだろう。また、このような奨励に参加する牧師の数も増えるだろう。

通常、牧師は、働き過ぎで、収入が少なく、過大な要求のもとにあるため、彼らのニーズに答える組織が必要なのである。


アメリカ合衆国は、歴史上かつてないほどの重大な時期を迎えている。

今日の問題は、経済的でも、軍事的でもない。それは、道徳的な問題である。

わが国は、神から与えられ、我々の自由の基礎を成立させてきた基本的な道徳的価値を捨てつつある。

アメリカを自分たちの理想の姿に変えようとしている人々がいる。彼らは、公然とクリスチャンをあざけり、軽蔑する。我々の口を封じ、キリスト教を公的な場から締め出そうとしている。我々は、このような活動を黙認できない。

クリスチャンの政治参加は、選択可能な事柄ではない。それは、死につつある文化の中において塩と光になるように召してくださった神に対する我々の責任の本質である。

キリストにある神の民は、アメリカが直面する大きな道徳的問題に取り組まなければならない。教会には、アメリカを道徳的な堕落から救い出し、変化を永続させるのに必要なツールがある。それは全能なる神が与えてくださったのである。時機を逸する前に、この重大な戦いに加わりさえすれば、手に入れることができるものである。


かつてアメリカの説教壇において煌煌と照り輝いていた「正義の火」を再び燃え上がらせるために、我々は情熱を傾けて戦っている。

我々は、次のような信仰を表明する。ヴィジョン・アメリカは、この信仰を実現するために活動する。我々と同じ信仰を持ち、神のために、アメリカのために、我々と協働してくださる忠実な牧師を求めている。


人間の生命の神聖さ

神の言葉は、「人間が神の似姿に造られたので、人間のいのちは、神聖である」と教えている。


結婚と家庭の神聖さ

神は結婚と家庭を文明の基本制度として制定された。神は結婚を、男と女の間における生涯にわたる神聖な契約として制定された。


個人的道徳

人間の性行為は、神聖な結婚の制度の中において行われる、男女の間の愛と責任の肉体的表現である。このような神聖な意味から離れた、性行為は、自分の個人的な満足または経済的な利潤獲得のために、利己的に他者を操作することに他ならない。


宗教的自由

信教の自由は、アメリカの自由の基礎である。アメリカにおいて信仰の表明を抑圧・無視するあらゆる試みに反対する。

http://www.visionamerica.us/site/PageServer?pagename=WhoWeAreLanding

 

 

2006年2月24日

 

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