ケインズとウェストコット=ホートと同性愛2


今忙しいので、難しいが、ぜひ「使徒」について調べてみたい。

使徒は、ウェストコットとホートが作った秘密結社である。

12人のメンバーは、ある目的のために使わされた弟子たちを自称する者たちである。

そのメンバーには、ケインズもいた。

ケインズは、この使徒の一人と同性愛の関係にあった。

そのほとんどのメンバーが所属していたブルームズベリー・グループは、同性愛に寛容だったという。

ということは、このグループにおそらくいたであろうウェストコットとホートもその可能性がある。

いつも男2人で名を連ねているし。

もしこの推論が正しければ、おそろしいことになる。

つまり、我々が使ってきた聖書とは、同性愛者の聖書だったと。

まあ、すでに過去の私の掲示を見ていただければ分かるだろうが、ウェストコットとホートは、「交霊術」のための「幽霊会」という秘密結社を作っていた。

だから、我々の使っている翻訳聖書は、「オカルトの影響を受けた聖書」であることは間違いない。

もちろん、相手も馬鹿ではないから、オカルトを前面に出すわけではない。

小さなところで小細工してきた。

たとえば、イエスの名、キリストという職名を消すとか。

このようにして我々が知らないところで、我々は御言葉ではないものをつかまされてきた。

時間と資力があれば、全部洗い出してビザンチン写本とアレキサンドリア写本の比較を細かにやり、どこがどう改竄されたかを調べてみたい。

それ以外でもいろいろ今の翻訳聖書には不満がある。

「わたしはすでに世に勝ったのです。」(ヨハネ16・33)

これ、「勝つ」と訳しているのは、原語では「征服するνικαω」である。


Νικαω is the Koine Greek word meaning: I conquer
(Νικαωは、コイネーギリシャ語で、「私は征服する」という意味。)
http://www.wikichristian.org/index.php/%CE%9D%CE%B9%CE%BA%CE%B1%CF%89

しかも、完了形νενικηκαが使われている。

ギリシャ語の完了時制は、「過去の動作の結果に基づいた現在の状態を表す」(J・グレシャム・メイチェン、『新約聖書ギリシャ語原典入門』、新生運動協力会)ので、この発言は、「すでに世を征服して、現在、征服の状態にある」ということを意味する。つまり、聖書は、イエスが<現在>世を征服しているということを強調している。

だから私は、「世に勝った」という訳よりも、「世を征服し、今も征服している」と訳したほうが原語に近いと思う。

この翻訳の影響は大きいだろう。

クリスチャンは、自分たちの王としての立場を理解するだろう。

「キリストが王であり、教会はそのキリストの体なのだから、我々こそが世の征服者なのだ」と理解するだろう。

世界のすべての翻訳がこのように訳していないのは残念だ。

それは、神学が弱かったからだろう。キリストの王権の現実が信じられなかったからだろう。

世界はポスト・ミレをそれほど必要としていなかったのだろう。

これこそ、2000年たってもクリスチャンが世界を征服できない元凶なのだ。

信仰があれば、山を動かせるとイエスは言われた。

我々は、信仰が足りなかった。

反省しよう。

 

 

2009年11月17日

 

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