神は祈りに基づいて働かれる


祈りがない信仰は、弱い。

それは、歯医者にいってただ座って、何も言わない患者に似ている。

どこがどう痛いのか、何をしてほしいのか言わなければ、治療ができないわけではないにしても、医者と患者の正しい関係とはいえない。

強く祈れば、それだけ神が働かれる可能性も高まる。

イエスは執拗に祈れと言われた。

求める人々には、「何をしてほしいのか」とたずねられた。

神がこの地上を支配される方法とは、神の直接統治ではなく、人間を通しての間接統治である。

神は人間を神の権力代行者として創造された。

だから、神は仕事を人間を通じて行おうとされている。

人間の求めに応じて神は力を発揮される。

求めなければ、力は発揮されにくい。

もちろん、神が一方的に働かれることもあるが、それはあくまでも特別な場合だ。

通常は、人間を代理統治者として尊重される。

だから、我々は、祈りの中で、神と意思疎通をし、願い事を述べて、神の力を待つ。


何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。(ぴりぴ4・6)

 

 

2010年6月16日

 

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