イルミナティを叩きながらニーチェを信じる?


ベンジャミン・フルフォードが、『ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ』 (単行本)という本を出した。

イルミナティや世界支配者を叩きながら、ニーチェを信じるとはなんという矛盾なのだろうか?

彼はイルミナティである。ヘンリー・メイコウ博士によると、


偉大な思想家の「神殿」は、ダーウィンからニーチェ、マルクスに至るまで、イルミナティの駒、エージェントである。ある大学について、ワイスハウプトは、「すべての教授たちは、イルミナティのメンバーであるから、・・・すべての学生はイルミナティの弟子となるだろう」と述べた(Wardner, 45)。
http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=3841

ニーチェを使ってキリスト教を叩いた時点で、私はベンの言うことを信じられなくなった。

聖書の内容を知れば、キリスト教が支配と奴隷化の手段でないことは明らかである。

もちろん、キリスト教とは名ばかりで、単に人間崇拝を説くものがあるので、キリスト教全部を肯定せよとは言わない。

しかし、キリスト教を全体として否定することは間違いであり、このような反理性的な行動を取ったということは、彼の活動に大きな汚点を残した。

彼は、様々な情報を流しながら、巧みにイルミナティの計画に人々を誘導していると疑いたくなる。

 

 

2009年4月20日

 

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