予想どおりの展開になってきた


今、片手の先と顔がしびれている。

毎日10〜14時間の翻訳づけである。締め切りがきついので、ものすごいストレスだ。

翻訳の仕事はいろんな分野について知識が得られるから好きな仕事だ。

しかし、自分の人生に後があまりないということを考えるともったいないと思う。

やるべき仕事は山ほどある。

ラッシュドゥーニーやゲイリー・ノースの著作はほとんどまったく訳されておらず、ものすごい知的な財産が埋もれてしまっている。

英語圏の人にとっては常識のことも、日本人には知られていない。

日本には、良書が少ない、というより、まったくない。

既存のキリスト教出版社は、リベラルか、バルト、ディスペンセーショナルのいずれかであり、聖書信仰ではない。

売れるからというので、堕落したレフト・ビハインドなどの本を売りまくり、クリスチャンの心は堕落してしまった。

クリスチャンがおかしな思想に取り付かれたため、信仰を失い、かえって本を読まなくなる。

ということで回りまわって自分の首を絞めてきた。

ああいう終末センセーション本を出版することは、クリスチャン出版社にとって自殺行為なのだ。

東京の様々な場所にあったクリスチャン書店も今はない。

子供は教会学校に行かないから、クリスチャンの影響をまるで受けず、そのため、基本的な道徳心もない。日本の将来を担う人々の道徳が破産している。

これを見て、ディスペンセーショナリストは、「ほら終末が近づいた」というが、それが何の意味があるのか?

医者で言えば、「ほう、理論どおり病状が悪化していますね。それではお大事に」というようなものだ。

手当てをしない。薬を処方しない。観察するだけ。まったく役に立たない。

クリスチャンの「地の塩」「世の光」としての役目を放棄している。

だから、祝福されない。

塩の効果を持たない塩は何の役に立たないので、踏みつけられる。

「地を従えること」がクリスチャンの人生の主目的なのに、それを捨てたから、地は荒れ放題になった。

非常に長い計画で、クリスチャンの信仰は破壊されてきた。

おそらく、日本のクリスチャン思想をリードしてきた、クリスチャン出版社がディスペンセーショナリストによって主導されてきたのは、計画だったのだろう。

ロックマン財団が、ウェストコットとホートの理論に基づき、プレ・ミレの聖書翻訳を世界で推進してきたのは、こういう目的だったのだろう。

プレ・ミレによって、クリスチャンの手足を縛って、地を乗っ取ること。

治療をしないで、観察するだけの霊的やぶ医者をたくさん作ること。

予想したとおり、見事にキリスト教は破壊された。

 

 

2009年11月22日

 

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