短い人生を有効に生かす


この人生は短いとつくづく感じるこのごろである。
40の境を越えると60が見えてくる。60の先は隠居というイメージが強いし、会社でも定年の年齢である。

この短い人生で何をするのか。

ただご飯を食べて、寝て、会社に行って、家族を養って、年をとって死ぬのか。

ただそれだけなのか。

神の首を切った現代人は、その結果自分の人生を不毛にした。

神がいないから、人生を超えた目標などなくなった。

死ねば終わりになった。

よく、「再建主義はこの日本でははやらないでしょう」という人がいるが、再建主義がはやるかはやらないかなんて私にとってどうでもいいことである。

問題は、神の支配が拡大することである。私にとってそれだけが関心である。自分の名前や自分が関わった運動などが栄光を受けることなどどうでもいいことだ。

今日本は逆方向の力が強力に働いている。神の支配よりもサタンの支配が強い力を持っている。

だから、私は、この強烈に働き、キリスト教の影響を弱めて、世俗を増大させる力に警鐘を鳴らしているのである。

神は必ず御国を成長させられる。それは予定されているのである。

勝利は確実である。しかし、自分がその勝利に貢献できるかどうかは不明である。

もし勝利に貢献できなければ、生まれてきた意味はほとんどない。

クリスチャンなのに、御国の成長に貢献できなければ、一体何のための人生、救いだったのか、ということになるだろう。

だから、何らかの形で、キリストの御国拡大に貢献するために全力を尽くさない限り、その人の人生は無駄だ、と言おう。

救いに与かっているから天国には入ることができるかもしれない。しかし、報いは受けられないだろう。

クリスチャン企業家の皆さんは、考えていただきたい。

教えが中途半端で、「この世はまもなく終わる」なんていう虚無主義的な教えに投資して何になるんですか?

「この世はすべてキリストの弟子になる」という楽観的な教えになぜ投資しないんですか?

政治から経済、文化、あらゆる領域をキリストの領域に変える教えになぜ投資しないのですか?

短い人生を有効に生かすなら、真理に投資すべきです。

 

 

2004年7月3日

 

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