ポスト・ミレ(後千年王国説)の聖書的根拠がわからないという人へ


ポスト・ミレは、唯一正しい終末論である。

イエス・キリストは昇天されるときに、何と言われただろう?

「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。『わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国民を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。』」(マタイ28・18)

「あらゆる国民を弟子とせよ。」と命令されたのである。

どうしてできないわけがあるだろうか。

命令されたということは、「できる」ということを意味する。

できないことを命令されるならば、それは我々を愚弄することである。

「できないだろうけど、やってみなさい」とイエスが言うだろうか?

我々は、全世界のすべての国民(原語では「παντα τα εθνη」=全民族)を弟子とすることができる。

「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられてい」るから。

イエスの全能の権威があるから、それは可能である。

以上の説明でもポスト・ミレが聖書的であることがわからないだろうか。

それならば、マタイ28章のこの個所をどのように説明するのだろうか。

 

 

2006年5月24日

 

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