クリスチャン兵士を作る教育を


ディスペンセーショナリズムのテキストを使い、ディスペンセーショナリズムの教えを教えるホームスクーリングには、最初から反対でした。

なぜならば、ディスペンセーショナリズムは、この世を支配するという要素が欠けているから。

神が人間を創造された第一の目的である「地を従えよ」という命令を無視する教育なんてろくなものじゃない。

これは、今の日本の若者を見れば分かる。

政治に関して当事者意識がない。なんとかなると考えている。

典型的な「植民地根性」を植えつけられている。

実は、ディスペンセーショナリズムも同じ目的を持つ思想で、ディスペンセーショナリズムを作ったイルミナティは、クリスチャンをできるだけ統治から引き離そうとした。

ディスペンセーショナリズムの教育機関は、言ってみれば、「UFO乗組員養成機関」のようなもの。

UFOって、何か地上に働きかけるでもない。侵略するでもない。ただプカプカ空に浮かんでいるだけで、下界の人間を見ている。

自分から積極的に世の中に働きかけるでもなく、そこから離れるでもない。ただ高みの見物を決め込むようなそんな宇宙人を養成している。

だから、ディスペンセーショナリズム神学に立つ教育機関(ホームスクーリングを含む)に子どもを与えると、子どもを完全に駄目にする。

これは、自分が大学時代を教会で過ごしたから分かる。

教会の活動に参加しながら常々こう考えていた。


これが高校時代じゃなくてよかった。

なぜか。高校時代に教会活動やっていたら、絶対に大学に進学するだけの学力はつかないから。現実感覚が失われるので、実際の社会に通用するような力を身に付けることができなくなるから。

ディスペンセーショナリズムに汚染された教会は信徒に対して、

この世に関わっても、天に宝を積むことはありません。献身して人を救いに導くこと以外に宝を積むことはできません。だから、あなたも献身しなさい。牧師や伝道師になりなさい。

という。そして、実業についている人に向かって、

あなたは、そんな不信仰な仕事をして駄目ですね。そんな仕事を続けても、まもなく再臨があります。そうしたらそんな自分がやった仕事全部駄目になってしまう。本当の信仰があるなら、すぐに神学校に行きなさい。

と勧める。

この牧師の勧めを真に受けて、UFOの乗組員になり、会う人会う人を同じUFOに乗せて、人生全体を宙に浮かせた犠牲者をたくさん見てきた。

「地を従えよ」との命令を無視させるこの異端に従っていたら、誰でも大なり小なり同じように浮き草の人生を送るはめになる。

サタンは、クリスチャンにこのような誘惑の罠をしかけてきた。

サタンは、Onward, Christian Soldiersという歌が大嫌いだ。
http://www.youtube.com/watch?v=O9DHgnKeAxo

これは再建主義のテーマソングである。1980年代にCBNテレビが再建主義の特集番組God and Politicsを組んだときに、この曲をテーマソングとして流した。

この歌を一日に何度も聞いてみたまえ。そして、歌ってみたまえ。

妨害が入るから。友人のK氏がエンドレステープを作っていつも聞いていたらテープが勝手にキュルキュルとからまって、聞けなくなってしまった。

サタンは、自分の支配を妨害するクリスチャンを作らせないように画策してきた。

せっかくホームスクーリングをしても、世の中と関わるなという教えで育てたら、本来のクリスチャン教育の価値のほとんどが失われる。

再建主義で教育すべきだ。

クリスチャンの兵士を作る教育に変えるべきだ。

 

 

2010年9月27日

 

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