再建主義批判者は先入観を排除せよ


批判者にとって不可欠なのは、先入観の排除である。

先入観を持つと、批判する相手を誤解し、誤解した相手に対して批判を加えることになるから「蜃気楼の軍隊と戦う」ということになる。

再建主義批判者はこの点を注意して欲しい。

とくに英語で行われている批判文をそのまま鵜呑みにして批判することのないように。

英語圏の人々も、再建主義に対して先入観を持っているので、ほとんどが誤解に基づいているからだ。

日本の批判者は、まず心を真っ白にして直に相手を把握する努力をして欲しい。

「旧約律法をそのまま適用しようとしている」という誤解は再建主義批判者の十八番である。我々はそんなこと言っていない。

「再建主義は、旧約の司法律法を今日でも適用しようとする特異な立場だ」というのもそうだ。律法非廃棄論は、再建主義の専売特許ではなく、伝統的なカルヴァン主義が奉じているものである。

その他、誤解があまりにも多い。

批判者は、相手を自分の先入観に基づいて単純化することをしがちだ。

しかし、再建主義の場合、相手はそんなに単純ではない。

他人の批判を鵜呑みにするのではなく、自分の頭でよく考えて欲しい。

 

 

2007年8月22日

 

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