藤原氏は悪党か?


>ただ、一つ残る疑問は、「なぜ旧約にせよ、新約にせよ、奈良時代あたりから伝わる写本またはそれに準ずる文書が存在していないのか?」という一点です。

>完全に、敵側によって、痕跡もないほどまでに写本が破壊されてしまったと考えるべきでしょうか。それとも写本は存在しているが、隠されていると考えるべきでしょうか。

おそらく、神が世界から日本を隠されたからだと思います。写本があれば、容易に日本がキリスト教国であると分かってしまう。

もう一つは、陰陽思想だと思います。

ユダヤ人と異邦人は、陰陽として聖書では考えられており、ユダヤ人を救う間、異邦人はサタンの手にありました。異邦人を救う間は、ユダヤ人がサタンの手にありました。

おそらく、日本においても、藤原氏が権力を握ることができたのは、物部氏と陰陽の関係にあるからだと考えています。

つまり、単純に「藤原氏は悪の勢力で、物部氏は善の勢力」という区別はできないと思います。

藤原氏の先祖である百済人余豊璋(鎌足)は、夫余族であり、夫余族の伝承には、解夫婁(ヘブル)というユダヤ的な名前が見られます。
http://www.millnm.net/qanda3/59SAOtFBA66688379.htm

ということは、藤原氏もユダヤであった可能性がある。

こう見ると、日本の権力構造は、「善対悪」という関係ではなく、「陽対陰」「表対裏」の関係であると思います。

神が、ユダヤも異邦人も両方愛し、救いの方法としてあるときは表になり、あるときは裏になるように選ばれたように、藤原氏も物部氏も両方とも裏と表の関係で時代を受け持つように選ばれている。

しかし、最後には両者がどちらも選ばれて祝福されるという構造なのだと思います。

日本そのものが、世界に対してこのような国なのだと思います。

つまり、紀元70年以降、異邦人の時代に、世界が救われるために日本(そしてユダヤ)は陰に回った。

そこには写本もない。おそらく最初はあったのでしょうが、途中で消された。

ただ伝承としてきわめて聖書的な古事記や日本書紀、そして、旧事本紀があった。無数の神社もある。伊勢神宮の内奥にはユダヤの象徴が隠されている。

日本はずっと陰の役割を担ってきた。

それは、表である世界が救われるためでしょう。

神は、男と女を陰陽として作られ、最後に結婚させられるように、日本やユダヤ、そして、世界は、最後に同時に祝福されるために、陰陽の役割を負わされてきた。

そういうことではないかと思います。

 

 

2010年9月4日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp