我々は権力闘争の中にいる


よくクリスチャンになることを何かハッピーな人生への入り口であるかのように言う人々がいるが、まったくの間違いである。

人生は戦場である。サタンとの戦いの舞台である。

両軍とも犠牲者が出る。

戦国時代のけりをつけて日本を統一したのは徳川家康である。

家康が天下統一する前には、無数の血で血を洗う戦いが繰り広げられた。

権力を握るということは、「血みどろの戦い」の末なのである。

ソ連が崩壊した後、モスクワなどで縄張り争い、利権争いが始まった。マフィア同士の抗争により死者が多くでた。

覇権獲得には命をかけた戦いが必要なのである。

だから、クリスチャンは無血革命なるものを信じてはならない。

伝道とは、権力抗争なのである。

その人や国の主人を変えるわけだから、一種のクーデターなのである。

宗教とはことごとく主権の主張であり、宗教を変えることは主権者を変えることである。

宗教とは、権力闘争以外の何物でもない。

だから、クリスチャンになるということは、権力闘争に参加することにほかならない。

(注)我々の権力獲得の方法とは、伝道と教育によるのであり、暴力的手段を用いない。

「剣を取る者は剣によって滅びる。」

 

 

2007年1月22日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp