共産主義者に侵食されつつあるアメリカ4


4. 亡命者と、多数派に逆らう者の財産没収

我々はそれを政府の支配、税先取特権、公共の「法」99−570号(1986年)と呼んでいる。大統領命令第11490号第1205項(2002年)では、私有地を都市開発局に明け渡すことが規定されている。「テロリスト」及び「政府」に敵対することを語ったり書いたりする者の投獄(1997年犯罪・テロリスト法案)または、正当な手続きによらないIRSによる財産の没収。

5. 国家資本及び独占権を持つ中央銀行を通じて信用を国家に集中させること

我々は、それを連邦準備制度と呼ぶ。連邦準備制度は、1913年の連邦準備法によって国に組織された信用・負債の制度である。すべての地方銀行(local bank)は、連邦準備制度のメンバーであり、連邦預金保険公社によって統制されている。この民間銀行は、貨幣の製造に関して独占権を持っている。これによって、徴税による歳入の必要はなくなった。ではなぜ彼らは税金を取るのだろうか。徴税が必要であるということをあなたがたに信じ込ませるためだ。

この連邦準備制度とは、「合法的な偽札造り」である。

金などの価値の裏づけがないままに紙切れを発行し、それに価値を持たせるということは、神だけが行える「無からの創造」である。

聖書では、神は「『光よあれ!』と言われた。すると光があった。」と記す。

つまり、神だけが物事を無から創造する力を持っておられる。人間にはこの力はない。

だから、人間がそれを行う場合、それは不可避的に「盗み」になる。

無から価値のあるものを創造できないから、他人から奪う以外にはない。不換紙幣の発行は、他人からの強奪である。

不換紙幣の大量発行は、インフレを招き、それは負債者の負担を軽減する。

これは、「勤労者よりも、労働せずに負債を作った者が勝つ」システムである。

連邦準備制度は、紙幣を印刷すればするほど金が入る。

だから、徴税に意味がなくなる。しかし、いまだに徴税を続けているのは、この詐欺行為を隠すためである。

考えてみてほしい。

なぜ第一次世界大戦と第二次世界大戦が連邦準備制度の設立以降に起きたか。

連邦準備制度によって富のひそかな奪取が容易になったからだ。濡れ手に粟が着くように、資金が豊富に手に入るならば、それによって戦争を起こすことが容易になる。

政治体制の変革のために一番有効なのは、戦争である。

共産主義者は、戦争を通じて国家の基本体制を変えることをもくろんできた。

セントルイス『ポスト・ディスパッチ』は、次のように述べた。

「――世界を次の戦争へ、そして又次の戦争へと投げこんでいって、ついに共産主義が到るところに君臨することを意図する」

また、『ニューヨーク・タイムズ』は、

――共産主義の勝利を促進するためには、共産主義者はあらゆる可能な所で革命を起こさなければならない。そして戦争による混乱の後をうけてこれを行うのが最も有利である。革命への素地をつくるには、彼等はあらゆる利害の衝突ばかりでなく、あらゆる改革運動をも利用してこれを行わねばならない。この仕事にあたっては、彼等は、一般の通念となっている道徳的規範を無視して、あらゆる詭計、あらゆる虚構を用いなければならない。――(以上2引用、前掲書43-44ページ)

と述べた。

このように、あの2度にわたる世界の大惨事は、共産主義者による計画によって引き起こされたのであり、その資金源となったのは連邦準備制度であった。

我々はこのことに気づく必要がある。

 

 

2009年1月23日

 

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