裁きの前兆だ


政府は増税に踏み切った。

やっぱり駄目だった。自民党では国を改革できないことがこれで明らかになった。

心配なのは、国民が政治に対して無気力になるということだ。

「あんだけ票を与えて自由にやらせる環境を与えたのに、改革がまるでできない。民主党も腰抜けだし、もう誰にも期待できない。」と判断するだろう。

政治に絶望した国民を前にして、パラサイト官僚たちは、ますます自分のために法律を作り、蓄財に励むだろう。

国の未来などどうなってもよいと考える人間が上から下まで溢れ返り、良識のある人間も彼らのやりたい放題をただ指をくわえて見ているだけ。

破局的戦争に突っ走る前の、226事件当時の日本と似ていないだろうか?

裁きの前兆だ。

 

 

2005年12月14日

 

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