アレキサンドリア型写本の欠落はグノーシスの仕業では?


これもまだ調べている途中であるが、アレキサンドリア型写本は、グノーシスの影響を受けているのではないかと考えている。

「神の子イエス」が「神の子」に置き換えられている。つまり、イエスの名が消されている。

これは何を意味するか?

そう。「人として来られたイエス」を消してしまおうとする勢力の仕業だ。

キリストは、「神の子イエス」ではなく「神の子」なのだと主張するグループ。物質に属するものを悪と見る思想。すなわち、グノーシス。(ちなみに、バルトも、時間的地理的に限定されたものは普遍を代表できないとする考えを前提に論を進めているので同類だろう)

ウェストコットとホートが、アレキサンドリア写本を採用し、密かにReceived Text(Textus Receptus)の代わりに聖書のギリシャ語底本にしたのは、グノーシスの流れの中にいるからだろう。

アレキサンドリア型写本は、ローマ・カトリックで使用された。

なぜローマ・カトリックと同じ写本をプロテスタントが使用しなければならないのか?

もちろん、


宗教改革を反故にするため

だ。

イエズス会の創始者デ・ロヨラは、アランブラドスというグノーシスの秘密結社の出身である。

グノーシスの側の攻撃により、プロテスタントの聖書がローマ・カトリックの聖書に摩り替えられた。

それに伴うグノーシスによるプロテスタントの飲み込み、そして、宗教改革の反故。

ローマ・カトリック的な普遍主義によって、プロテスタントの教会も世界統一宗教の中に組み込まれようとしている。

 

 

2009年11月29日

 

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