ハリー・デクスター・ホワイト、日米開戦そして世界政府


日本を対米戦争にはめたのは、共産主義者である。尾崎は上海で指令を受け、政府内部に深く潜入し、対米開戦に向けた日本の外交政策に多大な影響を及ぼした。

さらに、注目すべき共産主義者は、ハリー・デクスター・ホワイト(1892-1948)である。

経済学者であり、米財務次官であった彼は、真珠湾攻撃の原因となった「ハル・ノート」を作成した。

日本を戦争以外選択できない状態に追い詰めた張本人が、IMFの初代代表であり、世界銀行の創設に尽力したこと、及び、国連憲章起草者アルジャー・ヒスと同様ソ連のスパイであったことを我々はどのように考えたらよいだろうか。

そう。日本は、第二次世界大戦後のグローバリストの世界共産革命体制に組み込むために戦争を仕掛けられたということだ。

彼らは、世界が共産主義によって統一されるためには、アジアの共産化が必要だ。そのためには、日本を誘導して対米開戦させる以外にはないと判断した。

第9条によって日本を武装解除したのも、世界政府に組み込む一つの手段であった。

戦後日本はアメリカによって共産化され、中国もアメリカの支援を受けた共産主義者が革命に成功した。

世界統一政府樹立に向けた計画の中で日本は利用されたし、利用されているのだ。

 

 

2008年3月28日

 

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