黙示録を我々の時代に適用する人々は黙示録を偽預言書としている


まだ黙示録を終末に関する預言本とする考えがある。

何度も繰り返すが、黙示録は、ヨハネが地中海地方の7つの教会に向けて書いた手紙である。

ほとんどすべてが2000年後の物語で埋められている手紙をわざわざ7つの教会に出すか?

自分達とまったく無関係なわけのわからない話が延々と続く手紙を読ませることにいかなる意味があるのか?

しかも、中に「読者よ悟れ!」「数字を読み取れ!」「時は近い。心せよ!」とすら書いてある。

ヨハネは、2000年後に起こる出来事について読者に対して「すぐに起こるから注意せよ!」と警告したのか???

聖書において、預言者が言ったことが成就しなかったらそれは神から出た人間ではなく、偽預言者であると言われている。

この基準を適用するならば、ヨハネは偽預言者である。

黙示録を我々の時代に適用する人々は、ヨハネを偽預言者とし、黙示録を偽預言書とすることになるのだ!

 

 

2008年1月18日

 

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