陰謀家よあきらめろ



なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。

地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。

「さあ、彼らのかせを打ち砕き、彼らの綱を、解き捨てよう。」

天の御座に着いておられる方は笑う。主はその者どもをあざけられる。

ここに主は、怒りをもって彼らに告げ、燃える怒りで彼らを恐れおののかせる。

「しかし、わたしは、わたしの王を立てた。わたしの聖なる山、シオンに。」

「わたしは主の定めについて語ろう。主はわたしに言われた。『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。

わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与え、地をその果て果てまで、あなたの所有として与える。

あなたは鉄の杖で彼らを打ち砕き、焼き物の器のように粉々にする。』」

それゆえ、今、王たちよ、悟れ。地のさばきづかさたちよ、慎め。

恐れつつ主に仕えよ。おののきつつ喜べ。 (詩篇2・1-11)

陰謀論をあざ笑う人々は、聖書的ではない。

歴史は陰謀の歴史である。

「地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。」

国の指導者が集まってキリストに反抗しようとするのは、世の常なのだ。

これでもなお、陰謀論を否定するか?

それは、その人がその陰謀の一員にすでになっていることを示している。

その人は、意識せずに陰謀家の仲間になった。

この詩篇をよく読んでほしい。

「地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。

『さあ、彼らのかせを打ち砕き、彼らの綱を、解き捨てよう。』」

地上の有力者たち、権力者たちの陰謀の集まりでは何が議論されるか?

「かせを打ち砕き、綱を解き捨てる」ことだ。

つまり、神の僕であることを捨てることだ。

ボヘミアン・グローブにおいて、有力者たちが集まって何をしているか?

ホモセクシュアルのパーティである。

神の定めた基準を捨てることについて話し、実行する。

このような反逆に対して神は何をされるだろうか。

天の御座に着いておられる方は笑う。主はその者どもをあざけられる。

嘲笑される。

神は陰謀家たちを馬鹿にしている。

神はバベルの塔を「上から」眺められる。


「しかし、わたしは、わたしの王を立てた。わたしの聖なる山、シオンに。」

「わたしは主の定めについて語ろう。主はわたしに言われた。『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。

わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与え、地をその果て果てまで、あなたの所有として与える。

神は、反逆者を罰するために、王を立てられる。

キリストである。

神は「地の果てまで」国々を相続財産としてキリストにお与えになる。

実際キリストはこのように言われた。

イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。」(マタイ28・18)

全世界の権威はキリストに集中している。

だから、キリストの体である教会、そして、その教会の一員であるわれわれの背後にはキリストの権威、絶対主権者の権威がある。

あなたは鉄の杖で彼らを打ち砕き、焼き物の器のように粉々にする。

キリストはわれわれを通じて、陰謀を粉砕する。

世界統一政府などというものを粉砕する。

粉にして川に流す。

それゆえ、今、王たちよ、悟れ。地のさばきづかさたちよ、慎め。

恐れつつ主に仕えよ。おののきつつ喜べ。

陰謀家たちよ、あきらめろ。

権力者たちよ、キリストに服従せよ。

その「むなしいつぶやき」を捨てて、神の国のために働け。

どんなにキリストを迫害し、クリスチャンを迫害しても、敗北はすでに決定されている。

クリスチャンに対してやったことは、自分に百倍となって返ってくるだろう。

 

 

2011年1月5日

 

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