このレベルの首相しか持てない日本の悲劇


どうだろうか。この首相は。

暴動の補償を要求しないどころか、かえって、頭を下げ、「謝罪の気持ちを行動で示せ」との要求に安易な約束をした。

「行動で示す」ということは、台湾問題、歴史教科書問題も含むわけだ。

本当にやるのだろうか?本当にやったら中国の属国レベルになるがそれでもよいのだろうか?

在中国日本大使館などへの器物損壊、邦人への暴行などに対して、謝罪と補償を求めるのは、独立国として当然のことであり、また、それは対等な国同士の付き合いを維持する上で不可欠の要素であろう。

今回の首相のやったことは、ルール違反者への妥協である。ルール違反者への妥協は、自らルール違反を助長することであり、それゆえ法治主義への挑戦である。

こういった無法外交は、戦後日本を誤らせてきた元凶であった。

ダッカ事件で、人名尊重という美名のもとにテロリストを釈放し、テロとの妥協のない戦いを余儀なくされている世界の国々から顰蹙を買った過去をまるで反省していない。

リーダーは、「原則にこだわる」という頑固な資質が必要である。もちろん状況を見る柔軟性も必要だが、しかし、譲ってはならないところでは譲らないという姿勢が必要だ。

今回のケースで首相は、譲ってはならないところで譲った。国の内外の人々に、日本が法律を重視しない国であることを印象づけた。

もう一つ、この首相に首を傾げざるを得ないのは、一方でこのような譲歩をしながら、他方で靖国参拝をしていることだ。

相手の神経を逆撫でしている主な行動は、首相の頑固な靖国参拝である。

こっちのほうをしっかりと締めるべきではないか???

日本は神道を国教とする宗教国家なのか?

とにかく、この首相のやり方は、的が外れている。

喧嘩すべき時にせず、喧嘩してはならないところでする。

そして、国民も、このままこの首相の無法行動を黙認していると、「なんだ、日本人も中国人なみの人智主義者なのか…」と思われても文句は言えないだろう。

 

 

2005年4月26日

 

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