マスコミに弱い日本大衆


日本人は本当にマスコミの操作に弱い。

安倍さんが引き摺り下ろされたのは、年金問題が大きいが、今福田さんだって同じへまをやっている。

約束の期限を切ったくせに平気で破った。知らん顔を決め込んだ。

もしマスコミが騒げば、一般市民は「このやろ〜」と騒ぐだろう。そして、次の衆議院選挙で自民は大敗するだろう。

しかし、どうも先の安倍さんのケースとは違うような気がする。

もう許してしまっているような感じを受ける。

実質的に、福田氏から官僚の支配が復活し、市民の権利が蹂躙されているのに、一般市民は騒がない。あきらめてしまったような、そんなムードだ。

安倍氏が子供っぽくて、素人くさいから叩きやすかったし、粗が目についたということだろう。福田さんはそれほどでないし。

ロスチャイルドがかつて「人々は、与えられた情報のとおりに思考する」という内容のことを言った。

つまり、入り口を管理すれば、出口をコントロールできる。

今日の世界支配において、最も重要なのは、いかにマスコミをコントロールするか、である。

マスコミを支配すれば、人々を支配できる。

唯一支配できないのは、インターネットで、価値の確定していない情報を自分の目で確認・評価しようとする自立的な人間だけだ。

 

 

2007年12月17日

 

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