米国は日本を裏切るのか2


このクリストフの「米国は核戦争の危険を冒すわけがなく」というフレーズは驚きだ。

なぜならば、日本が非核三原則を堅持できたし、また、米国が日本の核保有を認めなかったのも、米国の核の傘の下にあるからだった。

それが「米国は核戦争の危険を冒すわけがなく」といったら、中国が核攻撃をしてきたときに、「我々はそんな戦争に巻き込まれたくない」といって、日本を見捨てるということを意味する。

やはり、日本は独自に核軍備をしなければならない。

まあ今回は一ジャーナリストの話だから重く見る必要はないという人もいるかもしれないが、ジャーナリズムは米政権と密接につながっていて、米政権の露払いの役割を負わされている可能性があるから無視はできない。

中国は今回の事件で、外国との摩擦を国内に広げないための情報統制をしかなかったらしい。


中国当局は国内メディアの日本批判を容認。ある中国紙の編集者は産経新聞の取材に、「これまで外交上、敏感な問題があるときは共産党宣伝部が注文を付けてくるが、今回は全くなく驚いた」と証言する。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100913/chn1009132236004-n1.htm

ということは、これは産経のように「甘い判断」だったのか、それとも「意図的」だったのか。

私は意図的ではないかと思う。

最初から問題を大きくする意図があったのではないか。

昔、「きっこの日記」を紹介したが、「前原と安部がネオコンと『いかにして日中戦争を開始するか』について協議」の情報が、俄然現実味を帯びてきた。

前原や安部は中国強硬派だ。

となると、今の民主党の動きというのは、戦争の下準備ということなのか。

 

 

2010年9月24日

 

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