中国の反日運動は反政府運動の準備か?


1880年代のロシアにおいて、共産主義者が、革命の前段階として、民族紛争を起こそうとしたことが資料から明らかである。

皇帝暗殺事件の犯行をユダヤ人に押しつけ、ロシア民衆をたきつけて、ロシア全土の政情を不安定化することがねらいだった。

反政府運動を本格化させるために、民族運動を活発化する。

この手法をCIAが採用したとしたらどうだろう。

アメリカの世界戦略において中国の社会主義政権は一つの「障害」である。アメリカ政府は、昔から中国の民主化が必要だと唱えていた。クリントン時代も大使館誤爆事件など挑発行動を行っていた。

天安門事件を通じての体制転覆が失敗した後で、CIAが反日民族主義者を扇動し、反日運動から反政府運動に発展させようとしたとしたらどうだろう。

中国への経済進出において、アメリカが日本をライバル視しているという事情も重なっているのかもしれない。

小泉首相の挑発的な靖国参拝が、アメリカの指示のもとに行われているとしたらどうだろう。

 

 

2005年4月11日

 

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