一罰百戒


最近、闇サイトを利用して、犯罪の仲間を募集し、殺人が行われた。

このようなサイトを潰せばどうか、という記者の質問に対して警察は、潰してもどこかでまた作る人間が出て、いたちごっこになるから難しいと言った。

私はこれは言い訳だと思う。法律を作って、犯罪を誘発する恐れのあるサイトをすべて禁止にし、作成、書き込みを行った人間をみな逮捕し、顔をさらせば絶対に事件は減る。

犯罪者には見せしめが効果的であり、しかも、かなり痛い仕打ちがなければ、彼らはやりつづける。

最近、夜回りの警察が増えた結果、通り魔事件が減ったように思う。

スパムや迷惑メール、架空請求、おれおれ詐欺、こういったものも、一罰百戒で、何人か検挙し、顔をさらせばよい。

しかし、日本では、顔をさらされるのは、犯罪者ではなく、被害者だ。

被害者が恥をかかされて、犯罪者が人権を守られているというのはどういうことだろうか。

警察も裁判所も、みんな価値観が逆転しているのでは?

 

 

2007年9月8日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp