「巨大な隣人中国が日本を丸飲みする」?嘘つけ!


「巨大な隣人中国の実力 政治、経済、軍事ともに日本を丸飲みする」という記事がある。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101121/chn1011210016...

産経もだめだなあ。以前、三橋氏の説を引用してまったく逆のこと言っていたのに。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101102/plc101102...

こういう憶測記事出して読者をかく乱するマスコミは信用できない。

「『中国経済 真の実力』(文春新書)などの著者で放送大名誉教授の森谷正規氏は、「『中国がクシャミをすれば日本がカゼをひき、中国がカゼをひけば日本が肺炎になる』状態に近づきつつある」とし、「もはや引き返せないところまで来ている」と指摘する。」

これは、まったくの間違い。

なぜならば、日本のGDPに占める純輸出の割合1.6パーセント(07年)でしかないから。

対中国貿易依存度は、さらに低くて、仮に中国や香港との貿易が途絶した場合でも、日本の輸出は対GDP比で2・79%減少するだけ。

「依存」というほどではない。中国政府が日本の直接投資を没収したとしても、失われる対外資産は対GDP比で1%強にすぎない。

中国は、未熟な国である。

中国が輸出量が世界一であっても、それは、日本や外国の工場が作ったものを売っているだけで、世界において競争力のある製品を独自に作り上げているわけではない。

こんな張子の虎のような経済で、世界支配なんてできるわけがないじゃないか。

三峡ダムもいつ決壊するかわからず、そうしたら、中国は壊滅的な打撃を受けるから、日本企業は早々に切り上げて、インドあたりに工場を移転したほうがいい。

中国で儲けることは長期的には不可能。

企業家は一刻も早くひき上げるべきだ。

 

 

2010年11月22日

 

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