政府は好色やポルノが社会を破滅に向かわせていることに早く気付け



(1)
ダンカンというタレントがTV番組の中で面白いことを言っていた。

「昔、ハレンチ学園という漫画を巡って、論争が起こった。賛成派は、これは漫画の世界の話であって、実際の生活に影響を与えるはずがない、と主張していたが、今痴漢など破廉恥罪で逮捕されている30代から40代の大人たちを見ると、影響があったと思わざるを得ない」という内容だった。

今、日本は好色の霊に憑依されている。

TVで活躍していた経済学者が手鏡でスカートの中を覗いて逮捕されたり、大学の野球部員が痴漢行為を働いたり、・・・

このような好色のはじまりは、社会がハレンチ学園を許したことにあった。

あれから社会の中に好色なものが一挙に流れこんだ。漫画やTVのコマーシャル、映画、・・・

私の世代はこの変化をリアルタイムで感じ取ってきた。

今の日本を堕落させ、破滅に導いているのは、好色とポルノを野放しにしている愚かな政治家である。

好色とポルノは国を破滅させる毒である。

人間から正常な判断力を奪う麻薬である。

麻薬を野放しにする国家が管理において無能であるのと同じくらい、ポルノを野放しにする国家も無能である。

(2)
こういったものを肯定し、それで金をもうけようとしている人間は例外的な存在である。彼らには、地獄以外に居場所はない。

彼らは自分の人生が終わった後にどれだけの炎熱が待っているか知らない。究極の愚か者の一人である。

こういった好色を商売にしている人間は特殊であり、国民の1%にも満たないだろう。

しかし、イエスが「パン種に注意せよ。」と言われたように、社会はこういった少数の愚か者に関心を持たねばならない。

なぜならば「ほんの小さな塊が粉全体を膨らますから」である。

数が少ないということは、影響力が小さいということを意味しない。

正常な社会において、犯罪者の数は少ないが、これらの犯罪者を野放しにするならば、彼らの心の地獄は社会全体に広がって、全部を焼き尽くすのだ。

(3)
昔、本田弘慈師が「みなさん、罪を冗談にしてはなりませんよ」と言われたがそのとおりだ。

我々は、好色やポルノを冗談としてはならない。

これは笑って済ませられるものではなく、麻薬や拳銃と同じように真剣に取り扱うべきである。

戦後日本の社会が、聖書の警告を無視して、好色やポルノを冗談として扱った結果が、今のザマである。

もうそろそろ、政治家や警察は、好色やポルノの解放が社会をダメにすることに気付いてもいいんじゃないか?

 

 

2004年12月14日

 

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