聖書を知的活動の土台とすべし2


tomiは科学に対してローマ・カトリックの異端審問、焚書坑儒をするつもりか?と思っている人がいるかもしれない。

そうではない。

私は、構成メンバーの圧倒的大多数が喜んでその規則を採用しようとしないうちに、何かを政治的な力を使って強制することなど考えていない。

聖書は、「いずれそのような時代になる」と述べているのである。

キリストは、天地万物の最高権力者になったと宣言された。

そのとおり、世界はキリストの王国である。

しかし、実際にはキリストは世界の王ではない。世界は、「今、実際的な王国になりつつある過渡期」にある。

実際的な王国は、世界のすべての民族、国がキリストを王としてすすんで受け入れるときに実現する。

日本をはじめ世界の諸国は、今、目をくらまされているため、世界の本当の王がキリストであるということに気づかない。

しかし、今後、聖霊の働きが強くなり、世界中にクリスチャンが溢れるようになると、その国は当然のことながら、聖書をあらゆる領域における基準、前提として受け入れるようになるだろう。

今は、膿を出している段階である。

一応、人間の知恵で何ができるかやらせている段階である。

我々の警告を無視して突っ走ったアメリカクリスチャン同盟が今深刻な状態に陥っているのも、クリスチャンにとって教訓を得させるためであると思う。

ノンクリスチャンは、「だからクリスチャンが政治をやったら駄目なんだ」と言うかもしれないが、たいしたことない。

クリスチャンの政治参加の動きは今後強まりこそすれ、弱まることは絶対にない。

アメリカのクリスチャンは、ディスペンセーショナリズムとプレ・ミレ終末論を反省するようになるだろう。

19世紀から偽預言者によって見せられてきたハルマゲドンの空想話を捨てるだろう。

非聖書的な試みが出尽くして、人間が自分の知恵ではだめだと気づいた段階で、神は本当に聖書的に活動するグループに巨大な力をお与えになることだろう。

それまで世界を動かしていると自負している各国の闇のグループは力を失うだろう。

いいですか。

私がこのように今述べていることを理解できる人は、霊の理解において大きく進歩した人です。

あなたは、他の人々とは違う次元の世界に足を踏み込みました。

だから、あなたは、他の人々には見えないものが見えるようになります。それまで2次元の世界しか知らなかったアリに羽が生えて、空中から俯瞰できるようになったような体験でしょう。

これは、神のお与えになった使命と関係しているでしょう。

あなたには神から特別な、重要な使命が与えられています。

それを喜ぶべきでしょうが、しかし、同時に、他の人々とは話が合わなくなるということは覚悟してください。友達が去っていくかもしれません。教会など組織と歯車がかみ合わなくなるかもしれません。

関心の対象も、何もかにも変わってくるでしょう。

しかし、同じように選ばれて特別に重要な使命を与えられている人々はこれからどんどん現れるでしょうから、しばらくの間、我慢してください。

 

 

2005年12月10日

 

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