聖書翻訳とシオニズムと日本


ウェストコットとホートは、「幽霊会」という交霊術を行う集会を主催しながら、同時に写本を選んで聖書の底本を作りました。

ウェストコットがのちに作った「使徒」という秘密結社には、バルフォア宣言で有名なバルフォアや、ケインズ経済学のメイナード・ケインズがいました。ケインズは同性愛者で、その仲間の一人と関係を持っていました。

まさに、歴史を書き換えて、自分たちの都合のよい教えをつくり出した。

聖書翻訳とシオニズムは密接につながっています。

日本の福音派が使っている新改訳を含め、世界のほとんどの翻訳は、彼らの使ったアレキサンドリア系写本に基づいています。

その翻訳に特徴的なのは、「終末論」です。

将来、反キリストによって、世界は統一されるというストーリーを聖書の中におり込ました。

この教えを、このウェストコットとホートと仲間だったスコフィールドという男(彼は詐欺師として収監された経歴を持つ)がスコフールド・バイブルを通じて世界の教会に流行らせた。

だから、今の教会はほとんどがこの「終末は近い」という教えに毒されています。

これは、クリスチャンに諦めを生み出した。

「いくら努力しても歴史の過程を変えることはできない」と。

だから、1880年以降、クリスチャンは、世界を改善する働きを一切放棄してきました。祈りもしない。

その間に、ウェストコットとホートの親玉であるロスチャイルドは、好き放題やってきました。

日本もその流れに巻き込まれてきました。

ロスチャイルドの走狗であるヤコブ・シフは、日本に金を貸して日露戦争をし、ロシア革命の実現を促進しました。

日露戦争以降は、政治家や軍部に潜ませた革命分子を通じて日本の共産化を推し進め、ついに中国への侵略をさせ、そして、日米開戦にまで導いていきました。

戦後乗り込んできたマッカーサーは、世界統一政府を主導する米国フリーメイソンの理念を日本に適用し、日本をユダヤ人中心の世界建設のために利用してきました。

だから、霊的な戦いとして、まず聖書を回復し、1900年世界で使用されてきたビザンチン写本に基づく底本から翻訳しなおす必要があります。

そして、あの忌まわしい「やっても無駄だ」という終末論を教会から追い出さねばならないのです。

 

 

2011年1月29日

 

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